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    go-rikinokikennayousai kazokukyuusyutu (Japanese Edition)

    Por esuge-mubukka-

    Sobre

    11月14日更新、挿絵1点追加しました。
    家族救出シリーズ第3弾!
     それは3日前の深夜の出来事だった。寝室で寝ていた君の母が大きな猿のような獣に連れ去られた。君はバイクに跨り、その獣の後を追ったが、すぐに闇夜に紛れた獣の姿を見失ってしまう。君は朝まで周囲を捜し回った後、道行く人にその獣について尋ねた。その中の1人の老人の話によると、深夜に中年女性だけを狙って連れ去るゴーリキと呼ばれる怪物だろうということだった。また、登山家らしき男からは、ここから西にある未開の山岳地帯の山肌に開いた洞窟に、茶色い毛に覆われた大きな猿のような獣が入っていくところを見かけたという情報を得る。男は獣の姿をカメラに収めており、その1枚を君に差し出した。持っていって構わないと言う。君は写真を受け取って見る。写真には君が見たのと同じと思われる大きな猿のような獣が洞窟に入ろうとする後姿が写っていた! 君は男に礼を言い、写真を上着の胸ポケットにしまってから、山岳地帯へとバイクを走らせる。
     途中、ガソリンスタンドもない荒野でバイクがガス欠になり、君はやむなくバイクを置いて、徒歩で山岳地帯を目指す。
     やがて、丸1日歩き続けた君の前にゴーリキが棲むという洞窟の入り口らしき横穴が現れた。君は写真を取り出して確認する。間違いない。この洞窟の中にゴーリキが棲んでいるに違いない。君は明かりになりそうなものを持ってこなかったことを後悔したが、洞窟の中を覗くと意外にも先の方が明るくなっていることに気づく。君は母を助けるために洞窟内部へと足を踏み入れる。
     すぐに岩壁が途切れ、洞窟内とは思えない横長の空間に出た。左右の壁にはカンテラが2つずつかけられており、正面に扉が2つ、左の扉の隣には扉よりも大きな通路の入り口がある。通路を覗き込んでみると、左右の壁に等間隔にカンテラがかけられており、奥へとまっすぐに延びているのがわかる。どうやら明かりの心配はなさそうだ。
     君がどうするか迷っていると、右の扉が突然開き、髪と髭を伸ばし放題で、薄汚れた服を着た男が顔を覗かせた。
    「あんたもこの要塞に迷い込んじまったのかい?」
     男は短いタバコをふかしながら、君に小声で尋ねる。君は連れ去られた母を救出するためにここに来たと答える。
    「それは厄介だな。あんたはおそらく侍のように刀の腕が立つんだろうけど……」
     男は君が腰に差している日本刀をちらりと見てから言い、さらに話を続ける。
    「ゴーリキはとんでもない怪力の持ち主なんだ。やつはここの反対側の山肌に素手で穴を開け、俺が住んでいた最深部の部屋を自分の棲家にしてしまったんだ。そして、俺が人生をかけて造り上げたこの要塞を怪力だけで支配し始めた。俺はゴーリキを恐れ、この部屋に移らざるを得なかった。ここならゴーリキの部屋から1番離れているし、すぐに外に出ることもできる。悪いことは言わない。何かゴーリキに対抗できるような物を持っていないようなら、すぐにここから出た方がいい」
     男はそれだけ言うと扉を閉めた。その直後、鍵をかけたような音がした。

    男の忠告に従って外に出る 6へ
    左の扉を開ける 3へ
    通路を進む 18へ

    家族救出シリーズ第3弾完結編の94パラグラフゲームブック、挿絵1点。サイコロ1~2個、紙と筆記用具が必要です。

    第1弾「大鬼村」、第2弾「鳥王の島」、加筆修正前を含む短編ゲームブック集「妖怪村・鳥王の島・ゴーリキの要塞」もあります。

    Sゲームブッカーで74冊(ゲームブックは43冊)、Sgamebookerで10冊(ゲームブックは5冊)、合計84冊出版中。
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