ウマが合う人と合わない人がいるのは、「利き脳」の違いに原因があった!
IBMやキヤノンなどで採用された「ハーマンモデル」理論をもとに、
職場のどうしても苦手な人とでもうまく付き合っていく方法をカリスマ経営コンサルタントが解説。
コミュニケーションが苦手な人のための人間関係の手引
仕事では社内外のいろんな人と付き合っていかなければなりません。
ウマが合わないと、大きなストレスになったり、仕事に支障がでかねません。
でも、苦手な相手でも、自分との相性や対応方法がわかれば、ストレスなく仕事を進められるのではないでしょうか。
最初苦手だった人が、意外と自分の協力な味方になってくれるかもしれません。
「ハーマンモデル」とは?
ノーベル賞科学者ロジャー・スペリーの大脳生理学研究をもとに、GE能力開発センター所長のネッド・ハーマンが、人材育成などのために開発した、人の「利き脳」を知るための分析法です。
大脳の左脳と右脳、哺乳類の脳といわれる辺縁系の左と右の、どの部分を優先的に使っているかで人間のタイプを9つに分類することができます。
目次
第1章 「あんなヤツ!」とうまくつき合う法
第2章 視点を変えれば「感情の壁」はなくなる
第3章 長所と短所を最も賢明に活かすには
第4章 人間関係の「安全な地図」を手に入れる
第5章 もう「ニセの相性」に振り回されない
第6章 疲れないやり方がわかってきた
著者略歴
西村克己(にしむら・かつみ)
岡山市生まれ。経営コンサルタント。
1982年東京工業大学「経営工学科」大学院修士課程修了。富士写真フイルム株式会社を経て、1990年に日本総合研究所に移り、主任研究員として民間企業の経営コンサルティング、講演会、社員研修を多数手がける。2003年より芝浦工業大学大学院「工学マネジメント研究科」教授、2008年より芝浦工業大学大学院客員教授。専門分野は、MOT(技術経営)、経営戦略、戦略的思考、プロジェクトマネジメント、ロジカル・シンキング、図解思考。
著書に、『よくわかる経営戦略』(日本実業出版社)、『論理的な考え方が身につく本』(PHP研究所)、『経営戦略1分間トレーニング』『1分間ジャック・ウェルチ』(共にSBクリエイティブ)。『図解 これ以上やさしく書けないプロジェクトマネジメントのトリセツ』『図解 これ以上やさしく書けない経営戦略のトリセツ』『図解 これ以上やさしく書けない問題解決のトリセツ』(小社)など多数。