本書は岡本綺堂著『半七捕物帳』を電子書籍化したものです。半七捕物帳は「文芸倶楽部」大正六年一月号に初めて掲載され、のちに「新青年」、さらに講談社の「講談倶楽部」に場所を移して二十年間に渡り書き続けられたものです。江戸のシャーロック・ホームズ、それが神田三河町の御用聞き(岡っ引き)半七です。この電子書籍では光文社時代小説文庫の半七捕物帳全六巻69話に準拠して構成してあります。
さらに半七老人の知人の三浦老人のエピソードを綴った『三浦老人昔話』の12エピソードを追加しました、岡本綺堂は記者時代に知り合った新宿に住まう老人に江戸時代の岡っ引きの話を聞いており、それが半七捕物帳のネタになったいわれています。新宿に住まう老人のモデルが「三浦老人」です。本書では半七捕物帳のエピソードだけでなく、『三浦老人昔話』も合わせて掲載しています。さらに『半七捕物帳』が一旦中断したとき「文芸倶楽部」に掲載された「半七捕物帳の思い出(昭和二年八月)」も合わせて収録しています。
・半七捕物帳 第一巻
・半七捕物帳 第二巻
・半七捕物帳 第三巻
・半七捕物帳 第四巻
・半七捕物帳 第五巻
・半七捕物帳 第六巻
・三浦老人昔話
『半七捕物帳』の世界をよりわかりやすくするために、地図と目次を作成しました。
・江戸時代の江戸の地図
・『半七捕物帳』年代別の目次
です。「江戸時代の江戸の地図」は当時の江戸の位置関係を知るため作成したものです。江戸時代によく知られた地名を中心に作成しています。大まかなものですがご参考にいただければ幸いです。地図と年代別目次は本書の冒頭に掲載していますので、サンプル版でもご覧いただけます。
「年代別の目次」は半七が活躍した天保十二年の「石灯籠」事件から、慶応三年の「筆屋の娘」までを年代順にならべた目次です。目次からそれぞれのエピソードにリンクしています。時代考証に優れた『半七捕物帳』を年代順に読まれるときにご利用ください。
hanshichitorimonochyou miuraroujinmukashibanashi zen82wa edochizutuki (innkunabula_p_d) (Japanese Edition)
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