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    Hatsuon premiamu kisoryokukanseihen emupiisuriitsuki (Japanese Edition)

    Por Masuhara Katsumi

    Sobre

    発音がうまくなりたい!しかもお手軽に!

    そんな思いを持つ方のために本書を作成致しました。
    MP3付きです(日本人の間違いやすい所は日本人でなければわかりません。日本人である筆者が長年研究してきた発音法で、筆者自身の声を録音してあります)。

    かつて筆者は「マクドナルド」の発音に自信があり(アクセントは真ん中だと知ってたので)「まくだーぬぅず」と言ったら米国人に『まく』ではなく『むく』だ」と言われました。身近すぎる単語だったのでちゃんと確認していなかったのが盲点でした。

    写真を撮るときの定番「はい、チーズ」。しかし日本人がいくら「チーズ」と言っても、実は笑顔にはなりません。鏡を見て確かめてみてください。しかし欧米人がcheeseと言えば笑顔になります。なぜでしょうか。

    日本人はどうしても外来語と英語を混同してしまいます。「チーズ」は英語だと思ってそのまま「チーズ」と言ってしまいがちです。しかし、実は「チーズ」は日本語であって英語ではないのです。

    確かに外来語(日本語)でも英語として通じることは多いです。しかし外来語は正しい英語の音ではありません。英語のcheeseを言う場合は「いー」と伸ばすとき口角を広げます。つまり日本語の「い」よりも唇がもっと横に広がるのです。そのような唇の形から息を出して初めて英語のcheeseになるのです。

    このような外来語と英語との違いに気をつけるだけで、日本語英語をがらりと改善することが可能となるのです。ただそのような注意点は自分ではなかなか気がつかないものです。そこで、本書では日本語英語を本物の英語に変身させるポイントばかりを集中的に集めてみました。

    【対象者】
    ・発音が相手に通じなくて困っている方
    ・お手軽に発音がうまくなりたい方
    ・手っ取り早く発音のコツを知りたい方
    ・かっこよく発音して注目を集めたい方
    ・子供に英語を教えているが発音に自信がない教師や一般の大人(「Hi,Friends!」(文部科学省が全国の小学校に配布したテキスト)に掲載されている単語を採用しているので、そのまま指導に活用できます。かっこよく発音すると子供たちの見る目が変わります。)

    昔から言われていることがあります。
    「日本人は他のノンネイティブ話者に比べ、学校でちゃんと勉強しているから文法などはかなりできるが、発音がだめである。」
    たしかに発音が苦手な人は多いです。原因の1つは学校で発音の訓練を受けることがほとんどないことでしょう。しかし最大の原因の1つは外来語です。英語の正しい音を知らなくても外来語、つまり片仮名を読めば大丈夫だと思ってしまうからです。例えばpaperの英語の音を知らなかったとしても次のように考えてしまう人が少なくないのです。
    「片仮名の『ペーパー』が英語のpaperのことだから『ペーパー』と発音すればよいのだ。」
    しかし実際には「ペーパー」は日本語であって英語ではありません。正しい英語の音をあえて仮名で書くとすれば「ぺいぷ」または「ぺいぱ」です。「ぺー」と伸ばした時点で英語ではないのです。このような、日本人が間違いやすいポイントに焦点を当てました。
    「かゆい所に手が届く」の上を行く「かゆい所『だけ』に手を届かせ、その場でかゆみを解消しとびっきり気持ちよくなる」ということを目指しました。

    発音記号が読めなくても大丈夫です。音声を聞いてまねをして頂ければよいのです。ただ発音記号は、まねる際のポイントを知るための便利な道具です。本書では従来の発音記号と仮名を混合しています。日本人にとってコツがわかりやすいからです。なお重要な発音記号は本書で学習できるようにしてあります。

    「発音なんて気にしなくていい。目的はコミュニケーションなのだから。ネイティブには我々の発音を理解する義務がある。」という意見もあります。確かに一理あります。しかし、ノンネイティブ話者同士、例えばケニア人とブラジル人と日本人が英語で会話をする場合通じない恐れも出てきます。とりわけ日本語英語の場合はそうです。なぜなら日本語は英語との言語的距離が最も遠く、日本語の影響を受けすぎるともはや英語ではなくなってしまうこともあるからです。

    わかりにくい発音はスムーズなコミュニケーションを阻害し聞き手に大きなストレスを与えてしまいます。下手な日本語を話す外国人との会話を想像すればわかりやすいでしょう。よって正しい発音を身につけることは相手に対する思いやりであり、国際的な舞台に入るための免許のようなものでしょう。
    また、ポイントを押さえたクリアな発音をすれば、話者の人間的・学問的評価も高まるでしょう。言葉遣いや発音がその人のレベルを表すのは世界共通だからです。

    本書で合理的に発音の気をつけるべきポイントを習得して頂きたいと思います。そうすれば、普段の英会話がさらに楽しくなるのはもちろん、プレゼンテーションを進んでやりたくなったり、音読やシャドーイングもさらにやりやすくなったりするでしょう。そして人に英語を教える際に自信を持って話すことができるようになるでしょう。

    英語学習の花形である「発音練習」をぜひ楽しんでください!

    【目次】
    1. ウマイ発音とは10
    ●●●●●●●●発音コラム●●●●●●●●
    「日本語が英語になったもの」12
    2. なぜ日本人は発音が苦手なのか14
    3. 英語が難しい原因と対策16
    3.1 精神面からの相違点17
    3.2 肉体面からの相違点19
    3.3 言語自体の相違点27
    3.3.1 高低と強弱28
    3.3.2 子音+子音の有無31
    3.4 まとめ33
    ●●●●●●●●発音コラム●●●●●●●●
    「外来語と英語で発音が違い、かつ日本人が気をつけるべき場合」35
    ●●●●●●●●発音コラム●●●●●●●●
    「アメリカの方がイギリスよりも古い??」37
    4. 外来語には最大の警戒を39
    4.1 外来語をそのまま話すとマズイこともある39
    4.2 日本人指導者はくれぐれも注意42
    4.3 外来語のミスをなくすには43
    ●●●●●●●●発音コラム●●●●●●●●44
    「イギリス式・アメリカ式」44
    5. 発音記号は必須ではない49
    ●●●●●●●●発音コラム●●●●●●●●
    「外来語と英語が違う場合-1-」50
    6. 仮名混合表記法と発音練習52
    6.1 母音54
    6.2 子音61
    ●●●●●●●●発音コラム●●●●●●●●
    「外来語と英語が違う場合-2-」79
    7. 「Hi, Friends !」における単語82
    7.1 「Hi, Friends ! 1」での注意すべき単語83
    7.2 「Hi, friends ! 2 」103
    における注意すべき単語103
    8. まとめ127

    【本文から抜粋・編集】

    >>各説明には手本を録音したmp3がついています<<

    [ TK法]
    TK法とは「ためかけ発音法」のことである(筆者の造語)。息を出す時に口の中にためて、ひっかけるようにして発音する。このやり方は全てのアルファベットや単語に利用できる。 わかりやすいのはアルファベットの"B"などだろう。なお、「びー」のような「い」の音で代用できると一般的に思われているものについて口角を意識的に広げると英語らしくなる(日本語の「い」よりも横に広い。写真を撮るとき「チーズ」と日本語で言っても笑顔にならないが英語のcheeseを言えば笑顔になる。)

    "B"の場合
    ①口を半開きにして息を吸う
    ②息を吐く瞬間、口を閉じる(唇に力を入れ、ぎゅっと結ぶ)
    ③唇を破裂させるように「びー」と言う(口角を広げる)。
    (強調するなら①口を半開きにして軽く「う」と言いながら②のように口を閉じる。③は同様。)

    4.3 外来語のミスをなくすには
     このようなミス、つまり外来語を英語だと勘違いしてそのまま発音してしまうミスを防ぐにはどうしたらよいか。それは次の2つを実践すればよい。
    ・片仮名に頼らず英語の音を覚える
    ・英語のつづりと音の結びつきを覚える
    「つづりと音の結びつき」とは、例えば「"ticket"の"ti"は『てぃ』という音にしかならず、『ち』と発音することはない」という規則のことである。その規則を覚えるには第6章で母音と子音を覚えればよい。

    母音
    [ə]
    *口の形は、軽く半開き
    *×日本語のつもりで「あ」のように口を大きく開かない(音は「あ」より「う」に近い)
    *turnは次のように表記できる。[t ə:rn]。音は「とぅーん」に近い。
    子音
    [t]
    *×「とぅ=tu」にならないようにする。つまり発音すべきなのは「tu」のうちの「t」だけである。
    *tapeは次のように表記できる。[tえぃp] (×「てーぷ(teepu)」ではない)。
    [m]
    *×「む=mu」にならないようにする。つまり発音すべきなのは「mu」のうちの「m」だけである。
    *TK法が役立つ。"m"の発音が始まる直前唇を強めに閉じる。そのため最初に若干「ん」が聞こえることもある。

    「Hi,Friends!」の単語
    name 名前
    [nえぃm]
    ×「ねーむ」 「ねー」と伸ばさない。最後は「む=mu」ではない。"m"である。

    姉妹書「発音PREMIUM リズム&イントネーション編」
    (2013年10月中旬発売予定)もご利用ください。

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