「発音PREMIUM」のシリーズ第2弾です。第1弾「基礎力完成編」では1個1個の単語の発音の仕方を細かく学べるようにしました。主要な母音や子音の発音のコツをまとめました。日本人が外来語と混同しがちなものに重点を置きました。
本書「リズム&イントネーション編」では文字通りリズムや抑揚のつけ方に焦点を当てています。
MP3の音声はすべて筆者(日本人)のものです。
単語の1個ずつの発音ができるようになっただけでは、いわゆる「発音」をマスターしたことにはなりません。
英語を話す場合、単語が2~5個くらい連続して発音されるのが普通です。連続する場合は1個1個の単語の発音が変化したり、何個目の単語のどの部分を強く言うべきかといった新たな観点が登場したりします。
I ate an apple.について、"I" "ate" "an" "apple"のそれぞれの語句を正しく発音できたとしても、文では英語の特徴である強弱をつけなければ違和感のある英語となってしまいます。つまり1語ずつちゃんと発音すれば次のように聞こえますが、文としては変なのです。
「あい えいと あん あぽ」。
正しくは次のように強弱をつけなければなりません。
「あいえいるんあぽ」(強勢を置くのは最初の「あ」と最後の「あ」。発音は米国式)。 以上のようなことを身につけなければ本当の意味で「発音」をマスターしたことにはならないのです。
次の2つの文を発話する場合、どちらが時間がかかるでしょうか。
①犬が骨を食べる。
②その犬達が骨を食べるだろう。
当然②の方が文字数が多いので、時間がかかります。
これを英語にすると次の通りです。
①Dogs eat bones.
②The dogs will eat some bones.
発話に時間がかかるのは、やはり文字数の多い②である、と思いがちですが、実は、同じ時間なのです。それは日本語と英語のリズムの違いに基づいています。詳細は本文で紹介しています。
本書では、日本語とは全く異なる英語のリズムやイントネーションについていろいろ見ていきます。効果的な練習法も紹介します。誰もが知っている「きらきら星」や「不思議の国のアリス」などを素材として利用しています。1文ずつ音声を確認できます。
お子さんがいらっしゃる方は、リズムやイントネーションのコツを身につければ朗読してあげることもできます(そのためには、「基礎力完成編」で母音や子音の発音方法も練習なさることを強くお勧め致します)。
ニュースをニュースキャスターのように格好良く読む読み方も紹介しています。
英語に独特のリズムやイントネーションをぜひ習得して頂き英語をさらに楽しんで頂きたいと思います。
[目次]
1. リズム&イントネーションの重要性8
2. 日本語と英語のリズムを知る11
2.1 「犬が骨を食べる」スピード12
2.2 リズムの違い13
3. リズム感はどのように身につけるか15
4. Nursery Rhymesでリズム感を練習する17
4.1 Twinkle Twinkle Little Star18
4.2 London Bridge is falling down22
4.3 Old MacDonald Had a Farm25
5. 「不思議の国のアリス」で練習する31
5.1 原文の意味を理解する33
5.2 自分で音読する35
5.3 筆者の音声(「全体」)を聞いてみる35
5.4 チャンクごとの解説を読み、発音の注意点を把握し練習する36
6. ニュースの音読(参考)49
6.1 ニュースを理解する方法50
6.2 ニュース音読の実際52
7. まとめ64
[著者から]
日本語と英語ではリズムが全く違います。日本語の発音とリズムがしみこんだ日本人としては、ショック療法として強制的に英語のリズムを練習することが有効です(発音の仕方も強制的な練習が必要なのは同様です。ぜひ「基礎力完成編」もあわせてご利用ください)。
本書を活用して合理的に英語のリズムを習得してください。リズムを身につければあなたの英語は格段に「本物」らしくなります!
ホームページ:http://kics-web.com/
ブログ:http://kics2013.blog.fc2.com/
ツイッター:https://twitter.com/katsumimasuhara
本書「リズム&イントネーション編」では文字通りリズムや抑揚のつけ方に焦点を当てています。
MP3の音声はすべて筆者(日本人)のものです。
単語の1個ずつの発音ができるようになっただけでは、いわゆる「発音」をマスターしたことにはなりません。
英語を話す場合、単語が2~5個くらい連続して発音されるのが普通です。連続する場合は1個1個の単語の発音が変化したり、何個目の単語のどの部分を強く言うべきかといった新たな観点が登場したりします。
I ate an apple.について、"I" "ate" "an" "apple"のそれぞれの語句を正しく発音できたとしても、文では英語の特徴である強弱をつけなければ違和感のある英語となってしまいます。つまり1語ずつちゃんと発音すれば次のように聞こえますが、文としては変なのです。
「あい えいと あん あぽ」。
正しくは次のように強弱をつけなければなりません。
「あいえいるんあぽ」(強勢を置くのは最初の「あ」と最後の「あ」。発音は米国式)。 以上のようなことを身につけなければ本当の意味で「発音」をマスターしたことにはならないのです。
次の2つの文を発話する場合、どちらが時間がかかるでしょうか。
①犬が骨を食べる。
②その犬達が骨を食べるだろう。
当然②の方が文字数が多いので、時間がかかります。
これを英語にすると次の通りです。
①Dogs eat bones.
②The dogs will eat some bones.
発話に時間がかかるのは、やはり文字数の多い②である、と思いがちですが、実は、同じ時間なのです。それは日本語と英語のリズムの違いに基づいています。詳細は本文で紹介しています。
本書では、日本語とは全く異なる英語のリズムやイントネーションについていろいろ見ていきます。効果的な練習法も紹介します。誰もが知っている「きらきら星」や「不思議の国のアリス」などを素材として利用しています。1文ずつ音声を確認できます。
お子さんがいらっしゃる方は、リズムやイントネーションのコツを身につければ朗読してあげることもできます(そのためには、「基礎力完成編」で母音や子音の発音方法も練習なさることを強くお勧め致します)。
ニュースをニュースキャスターのように格好良く読む読み方も紹介しています。
英語に独特のリズムやイントネーションをぜひ習得して頂き英語をさらに楽しんで頂きたいと思います。
[目次]
1. リズム&イントネーションの重要性8
2. 日本語と英語のリズムを知る11
2.1 「犬が骨を食べる」スピード12
2.2 リズムの違い13
3. リズム感はどのように身につけるか15
4. Nursery Rhymesでリズム感を練習する17
4.1 Twinkle Twinkle Little Star18
4.2 London Bridge is falling down22
4.3 Old MacDonald Had a Farm25
5. 「不思議の国のアリス」で練習する31
5.1 原文の意味を理解する33
5.2 自分で音読する35
5.3 筆者の音声(「全体」)を聞いてみる35
5.4 チャンクごとの解説を読み、発音の注意点を把握し練習する36
6. ニュースの音読(参考)49
6.1 ニュースを理解する方法50
6.2 ニュース音読の実際52
7. まとめ64
[著者から]
日本語と英語ではリズムが全く違います。日本語の発音とリズムがしみこんだ日本人としては、ショック療法として強制的に英語のリズムを練習することが有効です(発音の仕方も強制的な練習が必要なのは同様です。ぜひ「基礎力完成編」もあわせてご利用ください)。
本書を活用して合理的に英語のリズムを習得してください。リズムを身につければあなたの英語は格段に「本物」らしくなります!
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