henaburi-hyakuninnisshu parodi-ban-hyakuninnisshu-sousho (Japanese Edition)

　「へなぶり」は明治三十八年に朴山人が提唱した狂歌のことです。普通の言語（俗語・流行語）を用い、世相を滑稽かつ素直に表現しようとしています。
　それに賛同した足立希岳が百人一首のパロディー版の「へなぶりカルタ」を作成しました。それをの冊子にまとめたものが原本で、大正元年に刊行されました。
　本書は、原本の全頁を影印で掲げ、木版刷りの歌の部分は、翻刻と語釈を付しました。
　江戸時代のパロディー版百人一首と一味違う面白さを味わってください。