方言絵本『ほんとのかあちゃん』の奈良県當麻町弁バージョンです。
當麻町のスーちゃんは、里山を走り回るのが大好きな素朴なスーちゃんです。
あらすじ
仔ねずみスーちゃんはある日、かあちゃんがとても大切にしてた人形を落として割ってしまいます。怒ったかあちゃんはすーちゃんに
『こんな悪さ、お母(か)ちゃん生んだ覚えないわ!スーは橋の下で拾てきた子や』
と怒鳴ってしまいます。とっても悲しい気持ちになったスーちゃんは、一大決心をします。本当のかあちゃんに会いに行くと!
當麻町著者より
葛城市は、平成の大合併の時期、2004年に旧當麻町と旧新庄町が合併してできました。
この方言は、旧當麻町の出身である義母と一緒に執筆しました。
「奈良県當麻町(現葛城市のことば)」とは、くどい感じがしますが、
「葛城地方」とすると山麓部の他の村を含み、さらに広域になってしまうので、「當麻町」と限定しました。
「當麻」の名は、『日本書紀』等の史書にも登場する古いものです。
司馬遼太郎氏の母の実家があったため、氏は幼少期をこの地で過ごしたそうです。
幼時の記憶を辿り、著作『街道をゆく』の中で「大和で一番うつくしい」と表現しています。
Honma no Okachan Naraken Taima-cho / katsuragi-shi / no kotoba Hogen ehon Honto no Kachan series (Japanese Edition)
Sobre
Baixar eBook Link atualizado em 2017Talvez você seja redirecionado para outro site