方言絵本『ほんとのかあちゃん』の京都府京ことばバージョンです。
京都のスーちゃんは、どこかはんなりとしたかわいらしさのある、ちょっとお上品なスーちゃんです。
あらすじ
仔ねずみスーちゃんはある日、かあちゃんがとても大切にしてた人形を落として割ってしまいます。怒ったかあちゃんはすーちゃんに
『こんなウッカリもんは母ちゃんの子とちゃう!スーは橋の下で拾うて来た子やったんや』
と怒鳴ってしまいます。とっても悲しい気持ちになったスーちゃんは、一大決心をします。本当のかあちゃんに会いに行くと!
京ことば作者より
「京ことば」と言っても、舞妓さんの言葉や職人さんの言葉やらいろいろあるので、どこまで、どう「京ことば」にしようかと迷ったんですが、
自分がよく使っている「ごちゃまぜ関西弁」つまりは「関西共通語」と言いますか・・・それが一番伝わりやすいかなぁと思って訳しました。
自分でも「関西弁」だと思っていたのが、実は京都の言葉だったと改めて知り「いちびる」「えげつない」「しんきくさい」「わや」「どんつき」などなど、
「行かはる」とか「~してはんの?」まで・・・え~!?これって京都の言葉やったん?と改めて、皆使ってる関西弁やって思ってたものが、実は「京ことば」なんやと思いました。
「京ことば」と言ったら、皆さん舞妓さんみたいに「~どすえ~」と話していると思われがちですが、
今となっては昔から京都に住む年配の方や舞妓さんなど、ほんの一部になってます。
Honmano Kachan Kyotofu Kyokotoba Hogen ehon hontono kachan series (Japanese Edition)
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