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    How much can writers earn: The real story of money which writers can take (Japanese Edition)

    Por Akiko Ogawa

    Sobre

    <改訂>
    2016年4月10日 電子書籍の可能性について追記しました
    2016年4月13日 WEBメディアの原稿料の数字を修正しました
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    ライターになりたい人、新人ライター必見!
    「書くこと」でもらえるお金あれこれのリアルな話。

    原稿料の相場は?夢広がる印税の落とし穴とは?広告コピー料はどうやって決まる?セールスライティングは稼げるのか?見積もりを依頼されたらどうやって出せばいいのか?などなど、お金に関する実際の話だけで一冊にしました。

    金なしコネなし実績なしで普通のOLからフリーライターになり、右も左もわからなかった著者が体当たりで(空気を読みながら)得てきた、お金のもらい方&実際の収入を大公開しています。

    ーーーーーーーーー
    ▼「はじめに」部分をご紹介

    はじめに

    「最後に・・・・・・、売上はいくらですか?」

     2011年の末のことです。コピーライター、ライターという仕事について取材にやってきた中学生さんにこう突っ込まれました。突撃インタビュー&レポートが学校の宿題なのだそうです。
     それまでさんざん、仕事の楽しさやら夢を語ったのだけれど、最後にこんな質問が、
    キターーーーーーー!

     そこで私はあらためて考えさせられることになるのです。

    「独立して、好きなことで仕事をするのは楽しいよ」
    「得意なことで人の役に立つのって最高だよ」
    「私は常に、面白い話にのっかれる自分でいたいんだよね」

     なーんて言ったけれど(エラソーに)、それも「ちゃんと食べていける」のが前提。お金に困らない、ちょっと余裕あるぜ!くらいじゃないと。
    「自分で仕事するっていうのは、収入もいいしね」という話ができないと、夢を与えられないではないか。

     中学生さんにはその場で「会社全体の売上がいくらで、ライティングは全体の何%くらいだから、このくらいかな。モゴモゴ」と話しましたが、その歯切れの悪さに深く反省をしてしまいました。

     私は実際、ライティングでいくら稼げているのか?
     ライター(書く仕事全般)は、どのくらい稼げるものなのか?

     そんな連載をブログ「さむらいコピーライティング道」http://blog.samucopi.com/上で始めたのが2012年1月。全11回のシリーズになったのですが、これがとても評判がよく、2016年現在もよく読まれております。
     知り合いの編集者さん曰く、「ほかではなかなか読めない情報だから面白い」のだそうです。確かに、原稿料や印税、コピー料の実際のところっていうのは、探してもあまり出てきません。普通のOL(経理担当)からいきなりフリーのライター・コピーライターになってしまった私は、お金の部分をどうしたらいいか、わからないことが多くて苦労してきました。先輩に聞いたり、全身で空気を読んだり、ライター以外の業界の考え方を参考にしたりしながら、なんとかしてきた感じです。
     中学生さんに売上を聞かれたことをきっかけに、あらためて「書くことで得るお金」について調べつつ、いったんまとめてみたのがこの「ライターはいくら稼げるのか」シリーズでした。
    あれから4年の歳月が流れる間に、さらに業界の情報を知ることになったり、私自身の名前で書籍を出すことになったり、電子書籍の仕事に関わることになったりとさまざまな変化がありました。
     そこで、もとのブログ記事に大幅に加筆修正を加え、最新版として電子書籍のかたちにしたのが本書です。
     まったくのオープンな場に書くのはちょっと気が引けるギリギリの内容も、有料の電子書籍なら!と思って書いています。
    楽しみながら読んでいただければ幸いです。

    2016年2月 小川晶子


    <目次>
    はじめに
    1.ライターは貧乏で、コピーライターは金持ち!?
    2.原稿料の相場
    3.雑誌の原稿料をもっと詳しく
    4.WEBメディアの原稿料
    5.100円ライター、メルマガライター
    6.原稿料の見積もり
    7.書籍の場合の原稿料と印税
    8.印税の支払われ方
    9.印税をもらいながら資金繰りを良くする方法
    10.書籍の増刷と海外出版
    11.コピー料の相場
    12.広告の転用料と企画料
    13.セールスレターのコピー料
    14.テレビ番組のクイズ作成料
    15.プロブロガーという選択肢
    16.電子書籍の可能性
    17.年収1000万円ライターはそれほど難しくない
    18.年収1000万円以上を目指すには
    おわりに



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    著者略歴

    小川晶子(おがわあきこ)
    ライター、コピーライター
    株式会社さむらいコピーライティング代表取締役
    1976年東京生まれ。大学卒業後、アパレル商社の管理部門を経て2008年よりフリーランスのライター、コピーライターになる。2010年に株式会社さむらいコピーライティングを立ち上げ、新聞広告、雑誌広告、会社案内、スローガン作成などの企業のブランディングや個人事業主のプロフィール作成を行うほか、ブックライターとしても精力的に活動。主にコンサルタントや経営者の書籍づくりをサポートする。これまで携わった書籍は30冊以上。ラジオ、テレビ等メディア出演も多数。
    著書に『ラクに書けて、もっと伝わる!文章上達トレーニング45』(同文館出版)がある。

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