教室では詩の朗読に熱心な教師でもある著者。
日々の見過ごしてしまいそうな、ふとした現象を、すっくとひろい上げて「ふ ふ ふ」とことばに紡いでいく名人です。
びわ湖のそばに住んでいます。
びわ湖の水位は日々変化していて、マイナス15cmとか、プラス6cmとか、新聞の地方面に、毎日、掲載されます。新聞を広げて、びわ湖は今日も天守閣を上ったり下りたりするんだな、と考えると、朝から「ふふふ」という気分になります。
この詩集を読んで下さった方に、どれか一つの作品にでも、「ふふふ」と感じていただけたら、作者としてはとてもしあわせです。
ーあとがきより抜粋ー
◆もくじ◆
1 あれっ
・一日にいちど ・朝 ・男の子が三人 ・シャボン玉(はじめて) ・いい日 ・すいか ・満月
2 あっ
・月(昔からの) ・月(まるい月を) ・星 ・月(たまごの) ・秋のベンチに ・一年
3 しゅっ
・落書き ・ちょうれい ・三人で ・鉄棒 ・なわとび ・体育祭
4 えっ
・○ ・サボテン ・スリッパ ・ふふふ ・はおと ・ストロー ・ちょっと
5 ふるん
・どこですか ・あな ・やあ ・シャボン玉(わたしは)
6 ふっ
・ふっと ・旗 ・小舟 ・手をつないで
あとがき
山本純子
石川県生まれ。
二十代の頃、川崎洋詩集によって、詩が好きになり、川崎洋先生が選者をしておられた詩の投稿欄を通して、ご指導をいただいた。
俳句は、恩師でもある坪内稔典先生に師事している。
日本現代詩人会会員。
俳句グループ「船団の会」会員
huhuhu juniapoem (Japanese Edition)
Sobre
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