江戸期の俳人である上島鬼貫(おにつら)の研究書で昭和十九年に発行された山崎喜好著『鬼貫論』に按摩古典『古今導引集』著者大久保道古の伝承に関する資料が掲載されています。
『鬼貫論』では鬼貫の導引に限らず、我が国における導引按摩の歴史から丹念に調べており、按摩史の解説資料としても有益だと思われるので、『鬼貫論』から「導引鬼貫」部分を電子書籍として転刻しました。
【目次】
はじめに
『鬼貫論』導引鬼貫 より
・導引術史大略
・導引術諸家
・「古今導引集」大久保道古
・「導引口訣鈔」宮脇仲策
・澄相公・大久保道古・鬼貫の系譜 : 嘯山
・導引鬼貫の弟子、稲本梅門
・導引を記さぬ鬼貫
・鬼貫の導引修業時期
・鬼貫と師道古との交流
・導引の技倆
・鬼貫窮迫説
・俳諧と導引の関係
・附記、梅門に就いて
Hukkoku Anmasiryoutoshiteno Onituraron (Japanese Edition)
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