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    Israel Makura no Yumeji (Japanese Edition)

    Por Oshima Sara

    Sobre

    『荒野魂』――ユダヤの民に宿る不屈の魂を学びたい。
     本書は、この文章からスタートします。若さゆえ――ということもあるかもしれませんが、こうした純粋な情熱だけを胸に、20代女性だった筆者はイスラエルへの留学を決意します。しかも、それが初めての海外渡航だといいますから、驚きです。
     いま「20代女性だった」と過去形を使いましたが、筆者・大島サラがイスラエル留学を敢行したのは1981年――米ソ冷戦が続き、イスラエルとエジプトとの間で平和条約が締結(1979年)された直後とはいえ、中東状況は不穏だった時期です。不安をかかえながらも、筆者は期待に胸を膨らませて、約半年にわたるイスラエル留学に乗り出します。
     ギリシャ経由でイスラエル入りした筆者は、留学仲間とともに、まず、北部にあるキブツ(集団農場)のひとつにホームステイします。家族同然にあたたかく迎えられ、聖書の勉強をし、キブツの仕事もこなします。もちろん、日本との違いにカルチャーショックを起こしたり、仕事で失敗して落ち込んだり――でも、持ち前の明るさとポジティブ・シンキング、そしてキブツの人々の温かさのおかげで、充実したときを過ごしていきます。
     日本のマスコミにはあまり登場しない、キブツでの素朴な生活、三度の食事のメニュー、子どもたちの勉強の仕方、様々な宗教儀礼、人々の温かさの底に流れるたくましい開拓者魂などが生き生きと描かれ、「ユダヤ人」と聞いて私たちが抱くステレオタイプなイメージを打ち壊す、新鮮な驚きを味わわせてくれます。
     周囲には、聖書で語られる様々なエピソードの舞台となる史跡や自然の風物が散在しており、筆者はそういった場所を訪れては、当時の出来事に思いを馳せます。そして、旅の最後はエルサレム――ここでも、ユダヤ教徒、ムスリム、キリスト教徒が入り混じる宗教都市の様子が、自らの経験を通してユーモラスに、そしてみずみずしい感性で描かれています。
     こうした実体験のほか、「過越しの祭り」の由来、モーセの「出エジプト」に関するユニークな論考など、筆者の筆はとどまるところを知らず、人生論、国家論にまで及びます。30年前の留学当時に受けたインパクトが筆者の中で熟成し、こうした幅広いユニークなエッセイとして花開いたのだと言えるでしょう。私たちが普段あまり知らず、色眼鏡で見ることも多いイスラエルという国家、ユダヤという民族について、新たな視点を与えてくれる作品だと言えます。
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