シリーズ「技術翻訳 奥義と裏技」の第9巻である本書は、「重要品詞」と題して、われわれ日本人には苦手の「冠詞」を中心に、その姿を千変万化させる「副詞」、さらには「形容詞」「動詞」について取り上げています。
■「冠詞」は日本語にはないため、日本人にとっては、最も苦手な品詞といえます。教養ある native 並の知識には程遠いとしても、たとえ非英語圏の英語の使い手であろうとも「ここまでは押さえておかなければ」というレベルがあるはずです。本書は、そのレベルを目標に、40年間、実践翻訳しながら収集したデータを基に書かれたもので、筆者がこの技術翻訳の世界に入ってすぐに実感した「自分は冠詞オンチ」を克服するために作成した「冠詞基本ルール早見表」も紹介しています。
■「副詞」は、英語・日本語とも「全く尻の定まらぬ」品詞で、翻訳の際にはよく悩まされる言葉です。英和翻訳・和英翻訳を問わず、上手に品詞変換しないとまともな翻訳文になりません。本書では、様々な「上手な品詞変換」に重点を置いて解説しています。
■「形容詞」については、日本人の迷いやすいその英文中での位置や順序を解説し、ハイフンを使った形容詞の造語による簡潔な表現などを紹介しています。
■「動詞」の項では、日本人には使いにくい自動詞に重点を置き、誤訳を避けるための注意点などを示しています。
■さらに、メインテーマとは別の観点で、随所において英語の例文中から様々な内容を取り上げて、「★翻訳のヒント」として解説しています。
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目次
ご利用に際して
電子書籍発行に寄せて
まえがき
■冠詞
_1 初出は不定冠詞、2回目以降は定冠詞
_2. 2回目以降でも不定冠詞の場合
_3. 強いoneの意味の不定冠詞
_4. 数量語句と共に用いられる冠詞
_5. 修飾語が後置されれば定冠詞
_6. 修飾語が後置されても不定冠詞とする場合
_7. 序数詞の前は定冠詞
_8. 基数詞の前の定冠詞
_9. 種属全体を表す冠詞
_10. 比例比較構文ではthe(副詞)
_11. 不定冠詞aとanの使い分け
_12. 冠詞(定冠詞と不定冠詞)と無冠詞
_13. 冠詞の反復(または省略)
_14. 物理量と冠詞
_15. 部品名に付ける冠詞
_16. 冠詞の位置
_17. 肩書きなどにつける冠詞
■副詞
_1. 副詞の品詞変換
_2. 副詞の位置(助動詞、be動詞、過去分詞の例)
_3. 副詞の基本的位置(収集した例文の収納例)
_4. 斜視用法
_5. 二重副詞
_6. 他の語との組み合わせ
_7. 副詞(句)同士の位置関係
■形容詞
_1. 形容詞の位置
_2. ハイフンで造語された形容詞
_3.日本語と英語の形容詞の対応
_4. その他
■動詞
_1. 名詞の動詞化
_2. 動詞の名詞化
_3. 動詞+過去分詞の形
_4. 名詞+動詞が新動詞
_5. 自動詞の考察
_6. be動詞の考察
_7. 目的語としてとる、順動詞別の動詞
_8. 動詞活用辞典
__★翻訳のヒント[1]:不定冠詞のお恥ずかしいミス
__★翻訳のヒント[2]:E>J翻訳では「言葉を補い」、J>E翻訳では「言葉を削除」
__★翻訳のヒント[3]:someの品詞変換
__★翻訳のヒント[4]:the other two ~とtwo other ~
__★翻訳のヒント[5]:「無冠詞+複数名詞」と「不定冠詞+単数名詞」
__★翻訳のヒント[6]:basicallyが時には「など」に
__★翻訳のヒント[7]:文中はFig.でも文頭はFigure
__★翻訳のヒント[8]:the front viewとa side view
__★翻訳のヒント[9]:関係代名詞thatの変わった使い方
__★翻訳のヒント[10]:副詞+過去分詞+名詞という語順は英語も日本語と同じ
__★翻訳のヒント[11]:historyはa、historianはanか?
__★翻訳のヒント[12]:ノーマル・オープンはnormally open、ノーマル・クローズはnormally closed
__★翻訳のヒント[13]:「正比例」はdirectly proportional to、「反比例」はinversely proportional to
__★翻訳のヒント[14]:温度の範囲を表す場合、様々な表現が!
__★翻訳のヒント[15]:名詞の後ろに番号や符号が付くと固有有名詞に!
__★翻訳のヒント[16]: as follows: この3つの組み合わせをしっかりと覚える
__★翻訳のヒント[17]:some+複数名詞の訳し方
__★翻訳のヒント[18]:「助動詞の省略」と「態の変換」
__★翻訳のヒント[19]:be best explainedは「bestに」ではなく「bestである」と訳す
__★翻訳のヒント[20]:in terms of ….は使い勝手の良い群前置詞
__★翻訳のヒント[21]:修飾語句に副詞が付いたら名詞の後ろに
__★翻訳のヒント[22]:___(名詞)の…..(物理量)はX□である(Xは数詞、□は単位)
__★翻訳のヒント[23]:factory-setおよびfield-adjusted
__★翻訳のヒント[24]:感情を込めた数量表現「6000ドルもする」
__★翻訳のヒント[25]:「接触する」と「接触している」の違い
__●Teatime:冠詞基本ルール早見表
__●Teatime:「さらなる」という言葉の使い方
__●Teatime:翻訳は「簡潔」か「自然」か
あとがき
次巻のお知らせ
編集後記
奥 付
著者略歴
富井篤: 1934年横須賀生まれ. 日本大学理工学部卒業. アメリカ系産業機械メーカーを退職後、(株)国際テクリンガ研究所を設立、爾来、翻訳歴40年、翻訳指導歴37年、執筆歴35年. 著作、訳本・CDを含め40冊
編集者略歴
渡辺恵子:東京出身、千葉大学薬学部卒業、大手食品会社研究所を退職後、1985年より主に医薬・化学関連の技術文書や論文などの翻訳に従事
■「冠詞」は日本語にはないため、日本人にとっては、最も苦手な品詞といえます。教養ある native 並の知識には程遠いとしても、たとえ非英語圏の英語の使い手であろうとも「ここまでは押さえておかなければ」というレベルがあるはずです。本書は、そのレベルを目標に、40年間、実践翻訳しながら収集したデータを基に書かれたもので、筆者がこの技術翻訳の世界に入ってすぐに実感した「自分は冠詞オンチ」を克服するために作成した「冠詞基本ルール早見表」も紹介しています。
■「副詞」は、英語・日本語とも「全く尻の定まらぬ」品詞で、翻訳の際にはよく悩まされる言葉です。英和翻訳・和英翻訳を問わず、上手に品詞変換しないとまともな翻訳文になりません。本書では、様々な「上手な品詞変換」に重点を置いて解説しています。
■「形容詞」については、日本人の迷いやすいその英文中での位置や順序を解説し、ハイフンを使った形容詞の造語による簡潔な表現などを紹介しています。
■「動詞」の項では、日本人には使いにくい自動詞に重点を置き、誤訳を避けるための注意点などを示しています。
■さらに、メインテーマとは別の観点で、随所において英語の例文中から様々な内容を取り上げて、「★翻訳のヒント」として解説しています。
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目次
ご利用に際して
電子書籍発行に寄せて
まえがき
■冠詞
_1 初出は不定冠詞、2回目以降は定冠詞
_2. 2回目以降でも不定冠詞の場合
_3. 強いoneの意味の不定冠詞
_4. 数量語句と共に用いられる冠詞
_5. 修飾語が後置されれば定冠詞
_6. 修飾語が後置されても不定冠詞とする場合
_7. 序数詞の前は定冠詞
_8. 基数詞の前の定冠詞
_9. 種属全体を表す冠詞
_10. 比例比較構文ではthe(副詞)
_11. 不定冠詞aとanの使い分け
_12. 冠詞(定冠詞と不定冠詞)と無冠詞
_13. 冠詞の反復(または省略)
_14. 物理量と冠詞
_15. 部品名に付ける冠詞
_16. 冠詞の位置
_17. 肩書きなどにつける冠詞
■副詞
_1. 副詞の品詞変換
_2. 副詞の位置(助動詞、be動詞、過去分詞の例)
_3. 副詞の基本的位置(収集した例文の収納例)
_4. 斜視用法
_5. 二重副詞
_6. 他の語との組み合わせ
_7. 副詞(句)同士の位置関係
■形容詞
_1. 形容詞の位置
_2. ハイフンで造語された形容詞
_3.日本語と英語の形容詞の対応
_4. その他
■動詞
_1. 名詞の動詞化
_2. 動詞の名詞化
_3. 動詞+過去分詞の形
_4. 名詞+動詞が新動詞
_5. 自動詞の考察
_6. be動詞の考察
_7. 目的語としてとる、順動詞別の動詞
_8. 動詞活用辞典
__★翻訳のヒント[1]:不定冠詞のお恥ずかしいミス
__★翻訳のヒント[2]:E>J翻訳では「言葉を補い」、J>E翻訳では「言葉を削除」
__★翻訳のヒント[3]:someの品詞変換
__★翻訳のヒント[4]:the other two ~とtwo other ~
__★翻訳のヒント[5]:「無冠詞+複数名詞」と「不定冠詞+単数名詞」
__★翻訳のヒント[6]:basicallyが時には「など」に
__★翻訳のヒント[7]:文中はFig.でも文頭はFigure
__★翻訳のヒント[8]:the front viewとa side view
__★翻訳のヒント[9]:関係代名詞thatの変わった使い方
__★翻訳のヒント[10]:副詞+過去分詞+名詞という語順は英語も日本語と同じ
__★翻訳のヒント[11]:historyはa、historianはanか?
__★翻訳のヒント[12]:ノーマル・オープンはnormally open、ノーマル・クローズはnormally closed
__★翻訳のヒント[13]:「正比例」はdirectly proportional to、「反比例」はinversely proportional to
__★翻訳のヒント[14]:温度の範囲を表す場合、様々な表現が!
__★翻訳のヒント[15]:名詞の後ろに番号や符号が付くと固有有名詞に!
__★翻訳のヒント[16]: as follows: この3つの組み合わせをしっかりと覚える
__★翻訳のヒント[17]:some+複数名詞の訳し方
__★翻訳のヒント[18]:「助動詞の省略」と「態の変換」
__★翻訳のヒント[19]:be best explainedは「bestに」ではなく「bestである」と訳す
__★翻訳のヒント[20]:in terms of ….は使い勝手の良い群前置詞
__★翻訳のヒント[21]:修飾語句に副詞が付いたら名詞の後ろに
__★翻訳のヒント[22]:___(名詞)の…..(物理量)はX□である(Xは数詞、□は単位)
__★翻訳のヒント[23]:factory-setおよびfield-adjusted
__★翻訳のヒント[24]:感情を込めた数量表現「6000ドルもする」
__★翻訳のヒント[25]:「接触する」と「接触している」の違い
__●Teatime:冠詞基本ルール早見表
__●Teatime:「さらなる」という言葉の使い方
__●Teatime:翻訳は「簡潔」か「自然」か
あとがき
次巻のお知らせ
編集後記
奥 付
著者略歴
富井篤: 1934年横須賀生まれ. 日本大学理工学部卒業. アメリカ系産業機械メーカーを退職後、(株)国際テクリンガ研究所を設立、爾来、翻訳歴40年、翻訳指導歴37年、執筆歴35年. 著作、訳本・CDを含め40冊
編集者略歴
渡辺恵子:東京出身、千葉大学薬学部卒業、大手食品会社研究所を退職後、1985年より主に医薬・化学関連の技術文書や論文などの翻訳に従事