私は、この十五年、医者では治らない病人の相談相手をしてきたが、その人の精神が、その人の病気を創るので、その人の精神(心の持ち方)を変えなければ、病気は決して治らないことを知った。
そして、精神(心の持ち方、考え方)というものは、その人の生活(生き方)によることも知った。
一ト口に言うと、自然な(自然に治った)考え方、生き方をしているか、自然に反する、不自然な生活の仕方をしているか、どうかで、健康が左右されると思われる。
「康心」(ヤスラカな心)でいられれば、「健体」(スコヤカな肉体)でいられる。
私は、ただ今、そう確信しているので、自分の(康心に役立つと思われる)考えを、毎日少しづつ書きとめておこうと思う。
しかし、「私の考えは、絶対に正しい」などとは言わない。
「ただ今、こう信じている」だけで、まちがっているかもしれないし、他日、私自身の考えも変るかもしれない。
「絶対に正しい」
などといえる、人間の考えはないのだから。
Jibun no Tameno Zuisousyuu Jyokyoku (Japanese Edition)
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