KABUSHIKITOUSHIRASHINBAN NISENJUSHICHINENNIGATHUBAN IMAKATTEOKITAITOKUSENKABU (Japanese Edition)

はじめに部分から本の内容の一部を紹介します。

「株式投資羅針盤の２０１７年２月版」です。

個人投資家の銘柄発掘のお手伝いのための本としてほほ毎月初めに出版しています。
この20１７年２月版は１月３１日までのマーケットを見て書き始めましたが、出版までに新しいニュースが出てくればできるだけ反映させるようにしました。

株式市場は「すべての情報」を包含して株価を形成しているといわれていますが、本当にそうなのでしょうか？
あなたは全ての情報を知っていますか？

そうではないはずです。
世間の人は情報を得る速さが問題だと思っている人が多いと思いますが、必要なのは多種多様の情報のなかから本当に価値のある情報を見つけ出し、解釈ができるかどうかです。

情報は偏在していますし、だからこそ真の価値が見いだされず眠ったままの銘柄も多数あるはずです。
情報偏在は株価の歪み（ゆがみ）を生み出しますが、歪みは時間の経過で修正されます。
過大評価されている銘柄は値下がりし、過小評価されている銘柄は値上がりしていくのです。

この本では中長期的な視点で選んでいます。
掲載銘柄であっても株価がすぐに値上がりするというものばかりではありませんのであらかじめご了承ください。
中・長期保有ということで掲載してきた銘柄の中からは大幅上昇銘柄も出てきました。
エムスリーや日本Ｍ＆Ａセンター、クルーズ、Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズなど掲載銘柄の中からスター株も多数輩出してきています。
良いものは良いということを重視して、できるだけ短期指向に陥らないような銘柄選定を心掛けています。
もともと中・長期指向ということで、「ＮＩＳＡ」の参考銘柄としても最適と考えています。

なお、今回も特別寄稿文を掲載、掲載銘柄数は一般的な銘柄とは別に特別加算銘柄も合わせて合計３３銘柄掲載しました。