書店の片隅に置かれたその小説。理由もなく手に取ってみた。暇つぶしにはちょうどいいボリュームだ。そんな気持ちで読んでもらいたく書いてみました。
シリーズ第五弾「替え玉」。司法書士の中川は、おっちょこちょいでいつもミスが多く、事務員にも信頼されていない。そんな中川でも、登記の依頼は入ってくる。だが、それは質の悪いサラ金からだ。失敗ができない仕事で、とんでもない失敗をしでかす。元ヤクザ絡みの不動産取引の立ち会いでの失敗だ。サラ金の藤沢は中川を罵倒し、元ヤクザの吉田は頼りない司法書士だとバカにする。大きな失敗は解決しないまま、年が明け春になった。また藤沢からの仕事が入ってくる。しかし、藤沢は以前の失敗を許していない。中川事務所に仕事をまわすが、それはある企みがあった。その企みとは? それに以前の大失敗の内容とは、どういったものだったのか? 司法書士の裏の世界を書き綴った作品。
kaedama buraritachiyomi misuterisirizu (Japanese Edition)
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