「風にきいて」
「けれん味」
以上、二篇です。
「風にきいて」は、京三というまだ若い男の話です。
京三には友香という同世代の伴侶がいた。
二人共、派手なほうではない。慎ましくアパートで
生活していた。女はスナック、男は派遣のアルバイト。
マンションの一室を買うのが女の願いだった。
もうすぐだった。
男にも仕事が回ってきた。なにやら得体のしれな
いものだ。
さあ、そこから事態は転変する。
「けれん味」は、優という中年男の小話です。
優はサラリーマンだった。工場の監督業務が主である。
国内の工場が東南アジアへ移転することになった。
本社の優に転勤辞令が出た。そこからこの男の転落が
始まる。
まあ、時にあることです。
優は病気で戻ってきた。体はボロボロである。
だが、捨てる神あれば拾うなんとかで香という女性に救
われた。
極限状態が優にある能力を与えた。
そこから新たな展開が始まる。
優は新しい仕事を見つけた。
吉か凶か?はたまた底なしの闇か。
もちろん、すべて嘘100%、作り話です。
ご注意:
少し性的な場面があります。気になる方は読み飛
ばしてください。
レイアウトがままなりません。読みにくいとろろもあ
ると思います。悪しからず、ご容赦ください。
kazenikiite (Japanese Edition)
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