「啓蟄」
「通せんぼ」
「狭間」
三篇の小話です。
「啓蟄」は、500年を経て結界から飛び出した爺さんの
話です。借りを返そうとするが相手が見当たらない。
動き回るうち、元教師だったスナックのママに巡り会う。
さて、信長を実際に見たという爺さんの活躍や如何?
「通せんぼ」は、敏夫という山村から出てきた男の小話
です。
敏夫は離婚して養育費に喘いでいた。
ままあることですな。
一方、田舎に残る同期の静夫と悦郎は温泉を作った。
近くの町長がこれに目を付けた。これで町を再生する腹
である。旅行客を呼び込む作戦にでた。
作戦は成功した。しかし、それはそれで人が要る。
敏夫に白羽の矢が立った。
さあ、敏夫の行方や如何?
「狭間」は、宗三という老人のお話です。30過ぎで起業
した男の後日談、高血圧に悩む老人の繰り言でもあります。
あなたにも必ずやってくる老いのことです。
もちろん、全て100%嘘、作者好みのお話です。
さて、合い通ずるや、もって如何?
師問う、「無古無今、如何?」
爺さん応、「時節を歴ず」
閑人云、「酒が美味いうちは大丈夫や」
ご注意:
レイアウトがままなりません。読みにくいところもあ
ると思います。ご寛容を。
keititu (Japanese Edition)
Sobre
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