keizaiteitainomihonitikokunipon: teitainogeninhatakoasikeizai (Japanese Edition)

【はじめに】：本書は、平成２５年早々に誕生した自民党阿倍内閣の下で起こった様々なできごとから、日本の政治、経済、行政、文化の本質を解明する絶好のガイダンスになるものと、思います。【本書の最大の特徴】：本書は、民主党政権から自民党政権までを見て、日本の政治、経済、行政、文化について分析した上に立って、日本はいま三つの危機（人口減少、経済のゆがみ拡大、財政赤字）に陥っていると指摘しています。そして、この原因は、中曽根内閣以来の過度な右寄り過剰政策が原因であると分析。そして、このままでは、日本は早晩自滅する、と警告。自滅を避けるためには、国民に事実を正しく伝え、全員野球（国民総決起）をしなければならないと説く。【全世界の状況】：いま先進資本主義国では、資本主義経済の中で発達した人間組織（利害集団）が、複雑に絡み合い、人々の意識は多極化・分離してしまっている。しかし、人々はこの変化に気付かず、政治は方向性を見失ってしまった。このような中で多くの国では、より大きな資本の意思（代弁者）が国を動かし、タコ足経済（＝共食い社会）になってしまっていると主張。【本書の立ち位置】：いっとき、アメリカに次いで世界第二位の経済大国といわれた先進資本主義国日本は、いまやタコ足経済（共食い社会）の見本市のような状況に陥っている。この日本の姿には、いま全世界の資本主義経済に立ちはだかっている経済停滞の原因、その解決方策が沢山示唆されているという前提にたち、日本の最近２カ年の動きを庶民の目で論説している。【発行の動機】：第一の目的は、危機に陥った日本が奈落の底に落ちることを救っていただきたいと願ったこと。第二の目的は、平和な国際社会を築いて頂きたいと願ったことです。