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    kino yowaihito no eego: kino yowai nihonjin no tameno kidzukai eigo ga mansai (Japanese Edition)

    Por obuchi koji

    Sobre

    著者の発案になる「意匠ことば学」の言語空間論を用いて「国彩化時代のニホンゴ」を上梓すると、某教育大学大学院の言語系コースの入試問題に採用され、その理論に基づいて<京ことば>を分析した「丁寧なほどおそろしい<京ことば>の人間関係学」は京都本ブームの先駆けとなる。本書は、同理論を英語にも応用し、気の弱い日本人が京都ジンのようにガイコク人と<婉曲>かつ<対等>に闘えるエーゴのつくり方を種々の言語資料を用いて伝授した好著である。

    【本書の構成】
    ■はじめに

    A.≪メールことば≫としてのエーゴとニホンゴ
    ■ニホン流の慇懃ていねいな長文は不可
    ●電脳エーゴはドライでクール
    ●なにかとカネのかかる電脳空間
    ●日英間の生理的な言語構造
    ●ニホンジン感覚のcourteous長文レター
    ●You-Attitudeな≪配慮≫
    ●買い手に渡った≪自社製品≫
    ●動詞の態も勘定に入れる
    ●エーゴの≪やまとことば≫系
    ●相手を≪責め立てることば≫は用いない

    ■You-bashingな態度は避ける
    ●You主語の受動態
    ●≪挨拶≫周りの修飾語
    ●≪結論≫を先に出し≪トピックス≫は後に
    ●代名詞や抽象名詞は避ける
    ●横着にならないようmoderateに
    ●Youを意識した書簡文

    ■American mannerでの取引
    ●本来の意味のクレーム
    ●≪現金優先≫のアメリカンマナー
    ●確実な依頼のセオリー
    ●安全なツーリストスタイル
    ●ビジネストレイドの第一歩
    ●≪学校エーゴ≫ではキチンと通じない
    ●現在進行形は予定?
    ●お役人ご用達≪確約≫文
    ●カタコトエーゴは神経を疑われる
    ●≪ジャプリッシュ≫に多い他罰的ニュアンス
    ●さりげないことばのプレッシャー

    B.ニホンゴとエーゴの力点と作用点
    ■トピックスはどこに置けばいいか
    ●≪漸層法≫を好むニホンゴ
    ●ロングセンテンスの≪トピックス≫
    ●トピックスは後置する
    ●強調したいことをあとに
    ●生得的に述べるニホンゴ
    ●サンドイッチワード
    ●エーゴにもあるSOV型文
    ●≪前置≫修飾のための形容詞
    ●キーワードとしての≪比喩≫

    ■エーゴの格にとらわれるな
    ●≪自己防衛≫本能としてのことば
    ●作業仮説をもとにした論陣
    ●不可逆的性質が生み出した言語
    ●エーゴ受け身文は能動態
    ●≪警戒心の強い≫文体
    ●ストレートなのがいい
    ●エーゴの形容詞は副詞?

    ■makeランゲージとしてのエーゴ
    ●人間を主体としないエーゴ文
    ●責任回避の≪おとぼけ≫構文
    ●≪逆恨み人間≫を遠ざける
    ●質問誘致の≪いいわけ≫構文
    ●迷惑顔を装うための語法
    ●≪迷惑の受け身≫とは
    ●わが身の不遇をかこつ表現
    ●加害者を主語とした受け身文
    ●被動作主が迷惑をかける文
    ●目的語の性格を変える強制構文
    ●被使役者の意思を尊重するニホンゴ
    ●他動詞系と自動詞系表現
    ●有無をいわせぬ強制構文
    ●名詞のラレツだけでなる文
    ●≪察しのよさ≫で会話するニホンジン
    ●≪気づかい≫の生理をメインに

    C.ニホンゴ発想の気づかいエーゴ
    ■国際化しつつあるニホンゴ
    ●エーゴはリローカル化している
    ●文字情報では≪漢字≫が有利
    ●エーゴにニホンゴをみる

    ■中立化するエーゴ
    ●話者の意志を中和する
    ●エーゴにもある≪~になる≫文
    ●相手をモノやコト扱いにしない
    ●アナタは我が社のコーヒーです
    ●ニホンジンの生理にかなったエーゴ
    ●≪受益者≫責任を明示するエーゴ
    ●≪寝起きが悪い≫と≪寝覚めが悪い≫
    ●≪不完全他動詞≫系エーゴ文
    ●勇気のいる独断的断定文
    ●先制パンチ的≪反論封じ≫法
    ●≪偽装転向≫型提言法
    ●意志をもった≪髪の毛≫
    ●謙虚な≪コト≫主語構文
    ●≪嘲り≫の思いがこもった表現
    ●≪無生物≫を人間なみに扱う

    ■短略化する電脳エーゴ
    ●時間と疲労の節約
    ●常套句略語の活用
    ●おふざけ半分のユニーク略語
    ●≪4文字≫ことばと<見>ことばの深い関係
    ●人名はその国の文化を表す?
    ●大きなお世話をさせていただく
    ●抑圧された庶民の憂さ晴らし?
    ●同音異義語にして笑わすパン略語
    ●≪主語なし文≫の悪いカタチ
    ●<話者の思い>がさまよう蛇行文
    ●文体にドライブ感をもたらす≪体言止め≫
    ●ダイレクティヴィティを意識する
    ●長文は複数の単文に分解する
    ●≪強引さ≫を中和するJust
    ●話者の免罪符となるボカシ語
    ●≪主語なし構文≫で短略化する
    ●≪国彩色≫のない共時的エーゴ

    ■おわりに
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