この『これで読破!更級日記』は、原文と現代語訳を並列し、語句の解釈と解説を数箇所に付加しています。解説は、元お茶の水女子大学名誉教授で国文学者の犬養廉(いぬかい・きよし=1922年10月31日~2005年5月7日)の講義を三石が要約したものを使っています。章立ては、育英書院発行の玉井幸助氏『更級日記新註』に依っています。
『源氏物語』に憧れ、王朝の文化に心をときめかせていた中流の少女は、貴公子との恋も知らぬまま中流の夫人となって、物語と現実との差を思い知ることになります。宮仕えで知り合った貴公子とのただ一つの恋とも言えぬ恋を生涯の思い出として、決して特別とはいえない自分の一生を額縁に入れて飾るに足るものとするために日記を書き始めました。夫が亡くなり、五十歳を越えてからの思い出日記です。平安時代には、こういう女性もいました。ゆっくり、じっくりと味わって下さい。
『これで読破! 更級日記』は、三石由起子の「これで読破!」シリーズの一冊です。現代文への翻訳は、初めて読んでみよういう大人の鑑賞にも堪えうるものと自負しています。また、高校生や受験生が参考書がわりに使うにも、間違いのないものとなっています。
korede dokuha sarashina nikki (Japanese Edition)
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