【復刻版の原本】
この電子書籍は、以下の書籍の版面を複写し、シミ、ヤケ、活字のかすれ等をできるかぎり修正し、読みやすくした復刻版です。
長田幹彦『西鶴物語-好色一代男 好色一代女』(新潮文庫 昭和12年1月12日発行)
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【解説】
井原西鶴の名作のひとつである「好色一代男」「好色一代女」を、長田幹彦が現代語訳したものです。両訳を合わせて『西鶴物語』というのが原タイトルとなっています。一代男は、西鶴の処女作です。両作品のあらすじは、
○好色一代男
「本作品は、一人の男性(世之介)の好色で自由気ままな人生を活写することにより、庶民男性の一つの理想的な生き方を描きだすことに成功し、大人気を博した。また当時、庶民向けの草双紙と呼ばれる読み物が多く発行されていたが、本作品は、それらの草双紙の中でも官能的な色彩が濃く、かつ際だった人物描写、読者に強く訴える娯楽性により、明らかにそれまでの作品群とは一線を画すハイレベルなものだった。・・・本作品は、主人公世之介の人生を、短篇のエピソード群でつないで、総じて一本の長編に表している。源氏物語54帖にならい、作品に描く世之介の人生を7歳から60歳までの54年間で切り取っている。」(ウィキペディア)
○好色一代女
「都に住む当世男が、友人とともに、西嵯峨に行き、草庵の主である老女に会って、生涯の思い出話を聞くという趣向である。その内容は、堂上家の姫君に生まれた一代女がその道を踏み外して、悦楽と苦悩とのないまぜになった売春生活の末に次第次第に転落し、太夫から天神、私娼へと堕ちてゆく。いくたびかその境遇から這い上がろうとして、しかしみずからの性質から、失敗するというもの。」(ウィキペディア)
【お薦め】
「好色一代女」については、別途次の復刻版もありますので、ご利用下さい。
吉井勇訳 【復刻版】「好色一代女」(現代語訳付き)-井原西鶴現代語訳集1
Koshokuichidaiotoko-Koshokuichidaionna (KyorinsyaBunko) (Japanese Edition)
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