実体験に基づく半自伝的小説。大学生活に失望し、孤独な音楽活動に幽かな希望を紡ぐ主人公「山本守」が、純粋なキリスト教共同生活にあこがれ、洗礼を受ける。やがて介護の道に目覚めるが、次々と現実の、生の容赦なさに気づき、信仰を失ってしまう。
それでも生きようと懸命にもがくが、もがけばもがくほど現実の穢れにまみれ、荒み切った人生はついに「生きるのにも死ぬのにも理由がない」という境地にたん溺してしまう。
そんな生活を救ってくれたのはもうとっくに忘れかけていた若き日の信仰であり、改めてそれに向き合ったときに思わぬ救済の光が差す印象的なラストで余韻を残す処女作にして渾身の意欲作!!
(目次)
鏡像
はじめに
第一章 現代のユートピア
一 人生最初の命題
二 子ども時代の終わり
三 キリスト教との出会い
四 宗教活動へとのめり込んでいく
第二章 人生の転機、介護福祉士になる
一 介護福祉学校の受験
二 介護学校へ入学
三 介護の現場で目にした不条理
四 香織との出会い
五 不可解な別れ
六 二回目の施設実習
七 介護福祉士になった
八 悲しい別れ
九 介護福祉士として力をつける
十 新たな道の模索
第三章 介護ビジネスへの参入
一 社会福祉協議会での仕事始め
二 ケアマージャ―になった
三 いよいよ介護保険制度が始まった
四 介護ビジネスのまっただ中に飛び込んで
五 全国ケアマネ会議
六 ワルハラの迷走
七 ケアマネージャーとしての試練
八 ワルハラ社の末路
第四章 人生の曲がり角
一 最初の成功体験
二 つまづきの始まり
三 「伊達の里」開業までの道のり
四 フォール・イン・ダウン
五 人生最悪の日々
六 ナイトメア
七 次なる挑戦へネバーギブアップ!
第五章 空白の数年間
一 ひび割れた大地、失くした時
二 山形県T市へ進出
三 ニューホライズン社の失速
四 朝比奈介護サービス
五 北海道への帰郷
第六章 最終章
一 危機ふたたび
二 イエスが罪を許さないなんてあり得ない!
三 二度目のバプテスマ
あとがき
kyozo (Japanese Edition)
Sobre
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