manshon daikiboshuuzen no sekousha no tameno QandA vol1 (Japanese Edition)

『マンション大規模修繕の施工者のためのＱ＆Ａ　第１巻』の紹介
マンションの大規模修繕工事は、最近では普通に行われる工事になってきましたが、これは今までの建築工事と大いに異なるふたつの特徴を持っています。ひとつは、「新築工事ではなくリフォーム工事であること」、もうひとつは「工事発注者がひとりではなく管理組合という団体であること」です。多くの管理組合では10数年に一度実施するこの工事のために、多大なエネルギーを使っています。それは、区分所有者も賃借人も、その家族の住民もがこの工事の当事者になる工事だからです。そして、こうした工事を請け負う施工会社は、当事者たちの発するエネルギーを受け止めて一緒に工事にあたることになります。通常ならば4～5か月間、住戸数の多いマンションや棟数の多いマンションではもっと長い期間、住民は「工事現場に住む」ことになります。そうした状況の中で工事を順調に進めて、楽しい竣工式を迎えるためにどのような心構えが必要なのか、それを考えながら執筆してきたＱ＆Ａです。本書『第１巻』には14本のＱ＆Ａを掲載しています。機会がありましたら続編の『第２巻』『第３巻』もご覧ください。それぞれ14本のＱ＆Ａを掲載しています。施工会社の皆さんのみならず、管理組合の皆さんにも、建築コンサルタントの皆さんにも、マンション管理士の皆さんにもお読みいただければ嬉しいです。