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    Mechanisms and Theory of Health Behavior for People with Disabilities (Japanese Edition)

    Por KIMURA AKIRA

    Sobre

    障がいのある人の自己健康管理を考える場合、健康を保つために役立つ生活習慣の確立、すなわち「食事と運動、睡眠の在り方」の追求のみならず、個人の努力では補えない「持続的な環境の制御、社会環境の在り方」を、同時に考えなければ、実際的な健康支援にはならない。まず、システムを考える場合、公衆衛生の概念が実際に導入された経過を知っておくべきであろう。本書は保健行動メカニズム、保健行動理論と生涯発達理論にもとづく障がいを持つ人の自己健康管理、健康づくり支援を保健専門職が行う際の考え方のフレームワークを示している。公衆衛生・保健学における健康リスクを持つ障がいをもつ人々の障がいを理解するための基本的な知識とともに、心身の健康を統合するエリクソンの発達段階にもとづく健康支援課題を明らかにしている。この分野の研究課題を学ぶ保健学徒において、従来の機能回復を主とした課題追求とは一線を画す、新たな地平を切り開く一冊に仕上がっている。通読すれば、必ず何かが得られるだろう。
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