my room (Japanese Edition)

１０代で統合失調を発症した当事者による、発症のきっかけから、リカバリの過程、そして治療を通じて感じたことなどの体験談や現在の活動まで、過去を振り返った体験記。

【著者紹介】
統合失調症当事者。20歳のときに１年間の入院経験あり。現在、セルフヘルプグループであるトライ・ザ・ブルースカイ代表。趣味はダーツで、障害者大会での複数回の優勝を経験。

【本書の目次】
Ⅰ.統合失調症になったきっかけ
1.自家中毒
2.発症のきっかけ
3.茶道
4.家庭教師
5.年々ツッパリが恐くなった事
6.バスケット部
7.自信を全く失くした事
Ⅱ.統合失調症、発症
1.同級生のお通夜に行った翌日から妄想が起きた事
2.精神科にかかり始めた事
3.1年間高校を休学した事
4.母親に酷い事を言われた
5.ハッタリ
6.身体の症状
7.復学し仲の良い友達が出来た事
8.通院と服薬を止め、幻聴と妄想が出て北海道へ家出した事
9.北海道での入院
10.保護室
11.北海道・東京で1年間の入院
Ⅲ.リカバリーの過程
1.デイケア
2.作業所
3.都立高等職業技術専門校
4.初めての社会人
5.有名スーパーでのバイト
6.クリーニング工場
7.統合失調症を受け入れる
8.社適
9.マドレーヌ工場
10.就労訓練
11.スーパーでの15年間
12.求職活動
13.現在の銀杏での仕事
Ⅳ.現在の活動
1.趣味であり生きがいの「ダーツ」
2.「ムーダーツクラブ」と「ダーツ・ディスタンス・クラブ」
3.以前所属していた東京都精神障害者団体連合会（略称：とせいれん）
4.トライ・ザ・ブルースカイ
5.ピア・カウンセリング
6.はたらっくす
Ⅴ.想っている事
1.就労についての事
2.相談する事の重要さについての事
3.福祉関係職員の理想像と、恋愛感情を持たれてしまった時の事
4.主治医や医療について
5.私にとっての希望と現実
6.就労にこだわる理由
7.オープンにする
8.母の事
9.ショートステイとグループホーム
10.1人暮らしと、再び母との同居
11.父の事
12.親との距離
13.薬と医療の必要性
14.家族
15.恋人
16.最後に

文字数：4,6000字