Nanchatte libertarian no kangaeta koto part II (Japanese Edition)

本書は「なんちゃってリバタリアンの考えたこと」の続編で、前作で書ききれなかった労働、娯楽、日常生活について、著者の考えを思い付くままに書いている。内容のレベルはまたもや玉石混交状態だ。

　労働については著者自身が雇われ労働者で経験に基づく部分が多いため、自分としてはかなり生々しい話になっているように思う。それ以外の部分は一読して「下らないなあ」と笑って許してもらえればいいかと思う。

目次は次の通り。

労働
（リストラと労働規制／年功序列賃金／裁量労働制／残業／成果主義／ワーカーホリック／過労死／ハローワークは必要か／職業選択の自由はあるか／女性労働・家事労働／日本の海運業を衰退させる水先人制度／派遣社員は奴隷でも囚人でもない／社会主義）

娯楽
（ＤＶＤリッピング／ＳＨＭ－ＣＤ／ハイレゾ音源／違法ダウンロード／電子書籍／Ｕ２・ボノのアフリカ支援／ヘビーメタル／野球の観戦チケット／アテモン／マンガ産業／グイン・サーガ／モノポリー／人生ゲーム／占い／喫煙／鳥人間コンテスト／ＵＳＪの入場料金／ユニバーサル・エクスプレス・パス／ＵＳＪの年間パスポート／待ち行列と待ち時間／「祟（TATARI）～生き人形の呪い～」の批判は無意味だ／遊園地写真サービス）

日常生活
（銭湯／散髪／レバ刺し禁止／ビール不当廉売／“ソーダがぶ飲み”禁止令／覗き／レジ袋有料化／日本は農業大国／図書館／公営住宅／個人情報／古書店／無料（フリー）／年収／スピード違反／無免許運転／印鑑／霊感商法／近江大橋無料化／
自炊代行／みだらなイラスト／ロールキャベツのヒモ／差別的なクリップアート／
劣悪なマクド／ダフ屋／Ｂ層／キレイゴトぬきの農業論）