★なぜ、あなたの動画は素人くさいのか?
ネットを開けばあちらこちらで動画が目に入る時代。
あらゆる業界で映像を生み出してきた著者が、
最速、最小単位での映像の作り方を伝授!
まずは下記から、まえがきをご覧ください。
◼︎まえがき
はじめまして。ワタナベユウスケです。
この本を手にとっていただき、ありがとうございます。
正直、
ビジネス本として映像のことをお話するのは四十代以降の仕事かと思っていました。
ところが先日、とある方から、
「これまでの経験を生かして本を出版してもいいのではないか」
というお話をいただき、今回のような機会を得ることができました。
もともと文字を書くのは好きだったので、
これもひとえに私を支えてくださった方々のアドバイスのおかげです。
先になりますが、心から感謝いたします。
さて。
先日、デジタルハリウッド(大手の技術系大学)から講師オファーをもらったこともある、
とあるクリエイターさん(個人的には日本で十本の指に入るCGクリエイターだと思います)と話していて、
こんな話がでました。
「専門学校って本当に意味ないよね。××××(大手技術系学校)ですら、
仕事で使えるようになるのは学年に一人か二人くらい」
もちろん、私も彼も専門学校は出ていません。
さらにいうと、私なんぞ大学を中退しているので最終学歴は高卒です。
にもかかわらず、今日までクリエイションを学び、仕事にしてきました。
今ではディレクター・プロデューサーとして、
日給20万の仕事を任されるほどになっています。
なぜ専門学校を出た人が仕事で役にたつとは限らないのでしょう。
技術が足りないから?
そうではありません。技術について学ぶのは若いほうがいいに決まっています。
教える人が悪いから?
教えている人は現場で働いている方ばかりなので、これも違います。
生徒の意識が低いから?
一般的に大学生と比べたら、専門学生は課題があるだけ意識は高いと思います。
答えは簡単。
現場を経験し、実践する機会がなく、技術しか教えないから。
これに尽きます。
これは兵隊の兵士が銃の使い方だけを教わって、
いきなり戦場に放り込まれるようなものです。
比喩ではなく、下手をしたら死にます。
つまり、今の専門学校の形態では現場で使えるクリエイターは育たないということです。
私のファーストキャリアはストリートダンスのライブを撮影するカメラマンから始まりました。
人生ではじめてもらった給料はバイト代よりも低い3万円です。
それからさいたまスーパーアリーナや日本武道館クラスでのアーティストのライブスタッフとしてカメラや映像演出に関わったり、
コンピュータグラフィクス(いわゆるCG)のオペレーター、
企業プロモーション映像、セミナー撮影、いわゆるバズ動画(関わった作品の最高PVは100万PV)の制作、
それからyoutubeに載せるコンテンツ制作など、およそいま現在、
映像でできることはすべてやってきました。
おかげさまで、日給にして20万円を稼ぐことができる案件にもありつけました。
現在はディレクター職(わかりにくい方のためにいうと、
オーケストラの指揮者のようなポジションです)を担当しています。
具体的には、大手美容メイカーのプロモーションや、
有名アーティストのプロモーションビデオ制作、
あとまだこれは動き出したばかりなのですが、
インディーズHIPHOPユニットのVJ兼プロモーション担当メンバーとして動き出そうとしたり、
まあざっくりいうとやりたい放題、映像でやれることはなんでもやっています。
なぜたいしたキャリアもない私が、これだけの仕事を任されるようになったのでしょう。
答えは簡単で、
現場をよく知っているから。
商売上の映像の使われ方を研究したから。
仕事を通じてしか成長しないことを知っていたから。
これらに尽きます。
この本では、私がクリエイターとして培ってきた知識、
それから現在の映像業界の現状、映像の学び方と使い方、
未来のクリエイターに向けて伝えたいことなどを4つのフレームワークとして紹介しています。
そして、何といっても創作の楽しさ、好きなことで稼ぐ方法論をお伝えしていきます。
この本の対象者としましては、もちろん現在、クリエイターを目指している方にも読んでもらいたいのですが、
自分の商売において映像を使ったプロモーションを検討されている方にもぜひ読んでいただきたいです。
なぜなら、これまで関わってきたプロモーションの経験から、
映像について知ることがあなたの大切な経費を使う上で役にたつと私が確信しているからです。
前置きが長くなりました。あとがきで会いましょう。
それでは、めくるめく映像の世界をどうぞ存分に堪能してください。
◼︎目次
まえがき
メソッド1 今の映像業界は? これから映像を創る、使う人へ。
★現在のままでは映像業界は崩壊する。
★閉鎖的だった業界のノウハウをみんなにシェアしたい。
★映像を使って商売をして儲けてほしい。
メソッド2 映像をビジネスに活かす、三つの要素。
★映像はどうやって商売に使われているかを知ろう。
メソッド3 こうやって映像は学べor発注しろ。
★まずは道具を揃えよう。
★技術以外もしっかり教えてくれる、フォロー体制が充実した人に習おう。
メソッド4 映像制作における創作に対する基本的な考え方。
★世界観の言語化。
★第一段階、とにかく頭から、撮るだけ撮って、作品を完成させてみる。
★第二段階、コンテを用いて作品の設計図から制作に入る。
★最初はとにかく体を使え! そのあとには頭を使え!
あとがき
★クリエイターは下請け。だからこそ。
★モノが溢れている時代にアートが必要になってくる。
★実はお金がもらえない仕事こそが一番楽しくてアートなのかもしれない。
付録 映像制作TIPS集
★クリエイター向けサイトの紹介。
◼︎著者略歴
ワタナベユウスケ
映像クリエイター、映像演出家、インデペンデンスクリエイター。
1986年生まれ。静岡県沼津市出身。立教大学法学部中退。
大学時代、予算約1000万をかけたサークル卒業公演の制作に取り組み、
2日間で3000人以上を動員。
その経験からクリエイターを志し大学を中退、
フリーランスクリエイターとして映像制作のキャリアをスタートする。
ストリートダンスシーンにおけるPVや、イベントの撮影、DVD制作を手掛ける。
この時制作した作品は200本以上。
その後CGの世界へと活動の幅を広げ、さいたまスーパーアリーナ、TOKYO DOME CITY HOLE、
日本武道館でのCG提供、現場でのライブオペレーションなど多方面で活躍。
現在は映像演出家として大手美容メイカー、個人起業家、
LIVE でのCG 演出やドキュメンタリー制作など幅広く活動中。
また、クリエイターとしての活動に留まらず、
「特定の組織に囚われず、自由に個人で自活する「インデペンデンス・クリエイター」の育成を行う。
ネットを開けばあちらこちらで動画が目に入る時代。
あらゆる業界で映像を生み出してきた著者が、
最速、最小単位での映像の作り方を伝授!
まずは下記から、まえがきをご覧ください。
◼︎まえがき
はじめまして。ワタナベユウスケです。
この本を手にとっていただき、ありがとうございます。
正直、
ビジネス本として映像のことをお話するのは四十代以降の仕事かと思っていました。
ところが先日、とある方から、
「これまでの経験を生かして本を出版してもいいのではないか」
というお話をいただき、今回のような機会を得ることができました。
もともと文字を書くのは好きだったので、
これもひとえに私を支えてくださった方々のアドバイスのおかげです。
先になりますが、心から感謝いたします。
さて。
先日、デジタルハリウッド(大手の技術系大学)から講師オファーをもらったこともある、
とあるクリエイターさん(個人的には日本で十本の指に入るCGクリエイターだと思います)と話していて、
こんな話がでました。
「専門学校って本当に意味ないよね。××××(大手技術系学校)ですら、
仕事で使えるようになるのは学年に一人か二人くらい」
もちろん、私も彼も専門学校は出ていません。
さらにいうと、私なんぞ大学を中退しているので最終学歴は高卒です。
にもかかわらず、今日までクリエイションを学び、仕事にしてきました。
今ではディレクター・プロデューサーとして、
日給20万の仕事を任されるほどになっています。
なぜ専門学校を出た人が仕事で役にたつとは限らないのでしょう。
技術が足りないから?
そうではありません。技術について学ぶのは若いほうがいいに決まっています。
教える人が悪いから?
教えている人は現場で働いている方ばかりなので、これも違います。
生徒の意識が低いから?
一般的に大学生と比べたら、専門学生は課題があるだけ意識は高いと思います。
答えは簡単。
現場を経験し、実践する機会がなく、技術しか教えないから。
これに尽きます。
これは兵隊の兵士が銃の使い方だけを教わって、
いきなり戦場に放り込まれるようなものです。
比喩ではなく、下手をしたら死にます。
つまり、今の専門学校の形態では現場で使えるクリエイターは育たないということです。
私のファーストキャリアはストリートダンスのライブを撮影するカメラマンから始まりました。
人生ではじめてもらった給料はバイト代よりも低い3万円です。
それからさいたまスーパーアリーナや日本武道館クラスでのアーティストのライブスタッフとしてカメラや映像演出に関わったり、
コンピュータグラフィクス(いわゆるCG)のオペレーター、
企業プロモーション映像、セミナー撮影、いわゆるバズ動画(関わった作品の最高PVは100万PV)の制作、
それからyoutubeに載せるコンテンツ制作など、およそいま現在、
映像でできることはすべてやってきました。
おかげさまで、日給にして20万円を稼ぐことができる案件にもありつけました。
現在はディレクター職(わかりにくい方のためにいうと、
オーケストラの指揮者のようなポジションです)を担当しています。
具体的には、大手美容メイカーのプロモーションや、
有名アーティストのプロモーションビデオ制作、
あとまだこれは動き出したばかりなのですが、
インディーズHIPHOPユニットのVJ兼プロモーション担当メンバーとして動き出そうとしたり、
まあざっくりいうとやりたい放題、映像でやれることはなんでもやっています。
なぜたいしたキャリアもない私が、これだけの仕事を任されるようになったのでしょう。
答えは簡単で、
現場をよく知っているから。
商売上の映像の使われ方を研究したから。
仕事を通じてしか成長しないことを知っていたから。
これらに尽きます。
この本では、私がクリエイターとして培ってきた知識、
それから現在の映像業界の現状、映像の学び方と使い方、
未来のクリエイターに向けて伝えたいことなどを4つのフレームワークとして紹介しています。
そして、何といっても創作の楽しさ、好きなことで稼ぐ方法論をお伝えしていきます。
この本の対象者としましては、もちろん現在、クリエイターを目指している方にも読んでもらいたいのですが、
自分の商売において映像を使ったプロモーションを検討されている方にもぜひ読んでいただきたいです。
なぜなら、これまで関わってきたプロモーションの経験から、
映像について知ることがあなたの大切な経費を使う上で役にたつと私が確信しているからです。
前置きが長くなりました。あとがきで会いましょう。
それでは、めくるめく映像の世界をどうぞ存分に堪能してください。
◼︎目次
まえがき
メソッド1 今の映像業界は? これから映像を創る、使う人へ。
★現在のままでは映像業界は崩壊する。
★閉鎖的だった業界のノウハウをみんなにシェアしたい。
★映像を使って商売をして儲けてほしい。
メソッド2 映像をビジネスに活かす、三つの要素。
★映像はどうやって商売に使われているかを知ろう。
メソッド3 こうやって映像は学べor発注しろ。
★まずは道具を揃えよう。
★技術以外もしっかり教えてくれる、フォロー体制が充実した人に習おう。
メソッド4 映像制作における創作に対する基本的な考え方。
★世界観の言語化。
★第一段階、とにかく頭から、撮るだけ撮って、作品を完成させてみる。
★第二段階、コンテを用いて作品の設計図から制作に入る。
★最初はとにかく体を使え! そのあとには頭を使え!
あとがき
★クリエイターは下請け。だからこそ。
★モノが溢れている時代にアートが必要になってくる。
★実はお金がもらえない仕事こそが一番楽しくてアートなのかもしれない。
付録 映像制作TIPS集
★クリエイター向けサイトの紹介。
◼︎著者略歴
ワタナベユウスケ
映像クリエイター、映像演出家、インデペンデンスクリエイター。
1986年生まれ。静岡県沼津市出身。立教大学法学部中退。
大学時代、予算約1000万をかけたサークル卒業公演の制作に取り組み、
2日間で3000人以上を動員。
その経験からクリエイターを志し大学を中退、
フリーランスクリエイターとして映像制作のキャリアをスタートする。
ストリートダンスシーンにおけるPVや、イベントの撮影、DVD制作を手掛ける。
この時制作した作品は200本以上。
その後CGの世界へと活動の幅を広げ、さいたまスーパーアリーナ、TOKYO DOME CITY HOLE、
日本武道館でのCG提供、現場でのライブオペレーションなど多方面で活躍。
現在は映像演出家として大手美容メイカー、個人起業家、
LIVE でのCG 演出やドキュメンタリー制作など幅広く活動中。
また、クリエイターとしての活動に留まらず、
「特定の組織に囚われず、自由に個人で自活する「インデペンデンス・クリエイター」の育成を行う。