Nihon Fuzoku Zue 3of12 (Japanese Edition)

大正3年に発行された著作権切れ人気風俗画「日本風俗図絵」は
大正14年に死去した黒川真道（1866～1925）が編纂した江戸時代の風俗画シリーズ（全十二巻）です。
国会図書館の近代ライブラリーでも著作権保護期間終了著作として一般公開されていますが、
本書は「いつでも見たいときにどこでも鑑賞出来る」電子書籍版として編集。
端末を横にして見ることで最適になるようになっています。

第三巻の本書は西川祐信（1671年～1750年）の作品。

「百人女郎品定」は享保8年（1723年）発行版を底本としたもの。
百姓、町人の女房、遊女ら多彩な女性を描いた作品。

「絵本浅香山」は元文4年（1740年）発行版を底本としたもの。
上流、中流の女性を描いた作品。

「風俗鏡見山」は西川派で、祐信本人の作品ではと言われているが、詳細不明の作品。
中流以下の婦女及び遊女を描いた作品。

なお本書の底本に大正発行の本を使用しているため印刷の薄くなっている箇所などあります。
また希少な本ゆえ、裁断せずに本を見開いて写真撮影をしたものが元です。
本のノド（根元）など婉曲しているものを画像修正しているので、
オリジナルの比率と多少ズレなどを生じていることご了承ください。
また裏側のページの画が透けて見える箇所などもあることご了承ください。
表紙以外はすべて白黒です。


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