NIHON HINSHITSU NO SHOKUHIN KOJO WA KO TSUKURE genenakazono series (Japanese Edition)

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食品を販売する企業の立場から世界の食品工場をチェックし、指導してきた経験を踏まえ、後に自ら食品工場をデザインし、運営し、高技術・高収益・高成長の生産体制を実現した専門家による、食品工場の観察・指導・運営の指南書。

【ジーン・中園について】

　1949年大阪市生まれ。神戸市外国語大学在学中1971年に2人乗り自転車にてアメリカ合衆国を横断。それがきっかけとなり、卒業後1973年日本マクドナルド株式会社に店舗マネージャーとして入社。日本国内とカリフォルニア州にて店舗運営経験を有する。帰国後、ハンバーガー大学プロフェッサー（教授）から、クオリティアシュアランス部マネージャーとして8年間に世界11カ国の延べ2000の工場を訪問し、品質保証業務を遂行する。実践で得た知識は内外の工場に生かされ、各地で表彰工場続出の実績を持つ。

　1990年日本マクドナルドを円満退社後、家族全員と共に、豪州クイーンズランド州ゴールドコーストにて235席の大型日本食レストラン支配人として転出。現地で売上高1、2位を争うレストランに仕立て上げた。

　その後、豪州マクドナルドの推挙でシドニー市内の野菜工場QA（品質保証）マネージャーとして招請され、再び工場運営に携わる。数々の施策を実践の末、数社の顧客から「サプライヤー・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀業者）」の表彰を3年連続で受ける経験を持つ。また、アジア・パシフィック地区マクドナルドの「野菜会議」（プロデュース・カウンシル）議長としても2年半、世界の野菜生育法などの推進にも寄与する。

　その間、永住権取得の後、市民権を獲得して豪州国民となる。

　2009年、日本に日米の3社合弁による食肉加工工場の工場長として日本に舞い戻り、それまでの経験と手腕を生かして工場経営に携わる。開始より5年後には総務大臣賞表彰の栄誉に浴する。続いて取締役工場長として工場運営に当たり、在任中、地域貢献、女性活躍推進にも力を入れ、2016年、6年間の契約期間を終えて豪州に帰国。シドニー市在住。