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    Nihongo wa Kami dearu – Nihon Seishin to Nihon Bunka no appudaunkozo nihon appudaun kozo sirizu (Japanese Edition)

    Por Akehara Yosei

    Sobre

    日本語が「アップダウン構造」をしているという発見から、全く新しい日本語論、日本人論を展開する。
    ありがとう、すみません、おかげさまで、などの言葉は、隠れた世界にアップして見える世界にダウンしてくる。これを日本語のアップダウン構造と名付ける。
    日本語アップダウン構造には隠れた世界が秘められているのだが、英語ショートカット構造には、隠れた世界は秘められていない。この違いが、日本文化の秘密の根本にある。

    アップダウン構造は単語のみならず、単語と単語を結びつける統語法にも見て取れる。またアップダウン構造の日本語を使って形成されたところの日本文化総体が、隠れた世界と繋がっていることを論証する。日本のもの作り技術、日本独特の自然主義文学、日本独特の「無私」なる批評精神、その他いろいろな日本的現象が、「アップダウン構造」というキーワード一つですらすらと解明できる。

    さらに、表層意識では無宗教と思われがちな日本人が、日本語を使うことによって、無意識のうちに、見えない世界とつながっていることを徹底的に論証する。
    日本語は日本人の無自覚の「宗教」である。日本人は日本語教の「無意識の」実践者である。それ故、宗教にとらわれずに、宗教的であり得る。それが、日本神道の神ながらの道である。
    (本書は、著者の旧著『ありがとう・たった一語で日本が分かる』およびその改題版『ありがとう日本アップダウン構造』を改訂増補して電子書籍としたものである。)

    【読者感想】(旧版・紙書籍の読者より)
    まだ途中までしか読んでおりませんが、既に序文で涙がこぼれました。このような素晴らしい御本が世に出ていることをとても有難く思います。
    (福島県・加藤敦子さん)
    ※「序文」は無料でご覧になれます。このページの右サイド「今すぐ無料サンプルを送信」をクリック!

    【本書分量】紙書籍 272ページ分に相当

    【著者紹介】
    ● 昌原容成(あけはら・ようせい)
     技術文書の和英翻訳に従事して40年。最初の翻訳生活10年は、日本語の「あいまいさ」との苦闘であった。日本語と英語の構造の違いに悩まされて、「あいまい」な日本語に腹立ちを覚え、ウイスキーで怒りをなだめながら翻訳作業を続ける。その苦闘の中から、日本語「アップダウン構造」を発見。
     次の10年は、日本語「アップダウン構造」が日本文化総体の究極原理であることに思い至り、英語ショートカット構造と比較しつつ、日本人の精神的所産のすべてに「アップダウン構造」が観て取れることを確認。同時に、日本神道の神祭りの道に入り、日本語研究の知見を広げ、日本語「アップダウン構造」の究極に神が存在することを確信するに至る。ただし、本書は神がかりの書ではない。論証はあくまでも理性によって進めるべきものである。
     平成3年(1991年)、アップダウン構造を根底におく新生の真正の神聖の日本学の構築を目指し、「神道と日本語と日本文化を学ぶ」という標語を掲げて「トランスペース研究所」を創立。(サイト一読を乞う。)
    他の著書:『親子で学ぶ神道読本(一)父と母と産土の神』(紙書籍・電子書籍)

    【目次】
    序 文
    第一章 日本語の片鱗
    ●一節 神鳴りは天の警告
     神鳴り響く時代
    ●二節 避雷針のアップダウン構造
     雷を避けるか通すか
    ●三節 龍とドラゴン
     龍の片鱗
    ●四節 ありがとう(宇宙法則への感謝)
     ありがとうの深層 / 大宇宙の不思議 / 「ありがとう」さん、アリガトーッ! /
    ●五節 すみません(因果律の認知)
     謝罪と感謝 / 因果律の認知
    ●六節 すみきる(因果律を超える)
     因果の小車 / 音には意味がある / 主の役目はスミキルこと / 不要成分の除去
    ●七節 おかげさまで(神仏の加護)
     「おかげさまで」のあいまいさ / 「おかげさまで」の深層構造 / 絶妙のあいまいさ
    ●八節 日本人の宗教意識
     約七割の日本人は信仰を持たない / 約七割の日本人は神仏を礼拝する / 西洋人の宗教意識は筋金入り / 信じないけど信じている
    ●九節 神霊のアップダウン的認識
     日本全国に昔から神社が / 理性を極限まで研ぎ澄ませて / アップダウン的認識は奥に隠す / あいまいさは寛容の精神に / あいまいさと理性のハタラキ
     
    第二章 日本語の骨格
    ●一節 深層の動作主(作るのは誰か)
     受動態と能動態 / 態の違いは動作主の違いから / 深層の動作主
    ●二節 動作主と主語の違い
     日本語「主語」概念はあいまい / 能動が受動に変わる不思議(seem) / 古い「主語」概念は日本語になじまない
    ●三節 動作主は誰か
     日本語動詞の特殊感覚 / 動作主は誰か / 基本動詞十六語 / 人主構文と物主構文
    ●四節 動作主の資格
     日本語は相撲、英語はプロレス / サルが酒を作る(擬人化) / クモが巣を作る(擬神化) / 擬人主構文と擬神主構文 / 「ある」の神主構造 / 動作主の資格は神に連なること
    ●五節 日本語は神主構文
     ヒト(霊止)は神の子 / 日本語の深層は神主構文 / 動詞構文総括表
    ●六節 日本文法至極の一点
     見えざる骨格 / 理性の光も神の賜物 / 至極の一点は神
     
    第三章 日本語のハタラキ
     骨格からハタラキへ
    ●一節 因果律のアップダウン構造
     因果律ソフトウェア / 動作主変換 / こうすると、そうなる / 日本語は深く大まか、英語は浅く精確
    ●二節 自然観のアップダウン構造
     日本の自然観の特殊性 / 翻訳語「自然」はモノ / 伝統語「自然」はモノではなくハタラキ / 翻訳語「自然」のアップダウン的改変 / 日本独特の自然主義文学 / 「なる」の多用 / 医学と力学の違い / 自然と人為の融合
    ●三節 神観のアップダウン構造
     日本人の神観すなわち自然観 / 近代科学はキリスト教自然観の産物 / イエスの神観のショートカット的改変 / 「神と人間」の区別と融合 / 「神と自然」の区別と融合 / 「人間と自然」の区別と融合 / 神観にはアップダウン的包容力が必要
    ●四節 認識のアップダウン構造
     日本人の脳の特異なハタラキ / 詩歌における虫の声 / 理性(ロゴス)と感情(パトス)の融合 / ファジー認識と日本語の包容力 / 技術はファジー / 日本的「知ること」は一体化 / 批評精神と無私の心 / 「考える」とは「神と交わる」こと / 日本語は実相観入
     
    第四章 日本語の逆鱗に触れる
     逆鱗に触れる
    ●一節 日本語の主語は神である
     自然現象は神のハタラキ / 「出来る」は「出て来る」 / 人間行為も神のハタラキ / 動詞構文の深層は神主構文 / 日本語に主語は無いか / ハは展開 / ハタラキは本源世界から / ハは本源世界のハタラキの場 / 日本語全体の主語は神である
    ●二節 日本語は永遠の今
     日本語には過去時制が無い / 日本語には現在時制も無い / 過去を表す「現在形」 / 日本語は動詞多用 / 日本語は流れの言語 / 日本語は永遠の今
    ●三節 深層意識の発現
     潮流の三層と意識の三層 / 深層意識と潜在意識の区別 / 深層意識の急速発現 / アップダウン構造は深層意識の潮流計 / 祈りと深層意識 / 太陽の新時代
    ●四節 理性による神の認識
     理性は無限に成長する / 理性が「成人式」を迎える / あいまいさは過去の遺風 / 近代以前の理性は直観を含む / 日本的理性と直観 / 日本語で無神論は語れない

    第五章 日本語は神ながらの道
     みそぎの後で
    ●一節 日本の国風くにぶり・調和指向
     アップダウン構造を通して調和をもたらす / 技術文書における調和指向 / 「逆賊」西郷さんを祀るのが日本人 / 半畳の水田を耕す日本人 / 均衡による調和と統合による調和 / KJ法とアップダウン構造 / 宮大工の知恵とアップダウン構造 / 日本はタテヨコ十字交差の国 / 君が代の秘義 / 経済力と技術力こそ日本の顔
    ●二節 天皇アップダウン構造
     「天皇制」というえぐい言葉 / 天皇不親政の伝統 / 統帥権・アップダウン構造の陥穽 / 昭和天皇の聖断(一) / 昭和天皇の聖断(二) / 天皇アップダウン構造は制度ではない
    ●三節 日本語は無自覚の「宗教」
     日本に道徳教育は無いか / 日本語は神である / 言霊の幸ふ国
    ●四節 「アップダウン構造」の正体
     日本語の宝玉 / 新生の真正の神聖の日本文法 / 選民思想の落とし穴 / ショートカット言語を正当に評価する / 宝玉の正体(神ながらの道)
     
    あとがき(電子書籍版)
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