大本教の出口なお(1837-1918)が艮の金神に憑かれて書いたという文章をまとめた『大本神諭 天之巻』!
出口なおが艮の金神に憑かれて書いた文を出口王仁三郎などが解読してまとめたとされる。膨大な量書かれたうちの一部だといわれ、大部分は度重なる弾圧で散逸したという。つづいて出版された『大本神諭 火之巻』(大正9,1920)は不敬罪で発禁となった。
大正9年(1920)第六版の国会図書館所蔵本の画像を加工して復刻
国会図書館デジタルコレクション
扉
目次
第一輯
- 明治二十五年舊正月‥‥日 三ぜん世界一度に開く梅の花
- 明治二十六年‥‥月‥‥日 お照しは一體
- 明治二十七年舊正月三日 何鹿郡綾部本宮坪の内の出口直の屋敷は、
- 明治二十九年舊十二月二日 昔の初りと申すものは
- 明治三十一年舊五月五日 今の世界の人民は、服裝ばかりを立派に飾りて、
- 明治三十二年‥‥月‥‥日 今迄は世の本の神を、北の隅へ押籠めておいて、
- 明治三十二年舊七月一日 龍門の寶を艮の金神が御預り申すぞよ。
- 明治三十四年舊三月七日 元伊勢のうぶだらひと、産釜の水晶の御水は、
- 明治三十四年舊六月三日 斯世の行く末の解るのは、綾部の大本の龍門館でないと、
- 明治三十五年舊七月十一日 今度の二度目の世の立替と申すのは、天の岩戸を閉る役と
- 明治三十六年舊正月三日 今度お役に立てるのは、水晶魂の選り拔きばかり、
- 明治三十六年舊七月十三日 露國から始まりて、大戰爭が在ると申してあるが、
- 明治三十七年舊正月十日 艮の金神j稚日女妓美命が、出口の守と現れて
- 明治三十七年舊七月十二日 今の大本の役員信者は、今度の戰爭で世が根本から立替るやうに信じて、
- 明治三十七年舊八月十日 天も地も世界中一つに丸め、
- 明治三十八年舊四月十六日 艮金神國常立尊出口の守と現れて、
- 大正元年舊八月十九日 大國常立尊が天晴表面になリエ守護にかゝると、
- 大正三年舊七月十一日 大國常立尊が表に現はれて日の出の守護となるから、
- 大正四年 舊十一月二十六日 大國常立尊が三千世界の、上中下と三段に分けてある靈魂を、
- 大正四年 舊十二月二日 大國常立尊變姓男子の靈魂が出口の神と現はれて
- 大正五年舊十一月八日 あまり此世に大きな運否があるから、
- 大正六年舊二月九日 日本の國に、世の根本の大昔から天地の先祖の神が仕組みが致してあるので、
- 大正七年舊正月十二日 今迄の世は惡神の覇張る世で、何事も好き寸法、利己主義の行り方で、
第貳輯
- 明治二十五年舊五月五日 水晶魂を選り抜いて靈魂の調査致すぞよ。
- 明治二十六年舊七月十二日 明治の人民は、昔の劔より今の菜刀と申して
- 明治三十一年舊八月二十七日 直よ、モウ時節が參りたから、神の仕組の致してある事が
- 明治三十一年舊九月三十日 艮の金神が表へ現はれたなれば、何事も物は速いぞよ。
- 明治三十一年舊十一月五日 艮の金神の御用聞かせるのは、老人でも行かず
- 明治三十一年舊十二月二十六日 出口直に明治廿五年に申してある事此の大望な經綸の致して在ることを、
- 明治三十二年舊正月十八日 色々と致して氣を引きて見たれども、金光の取次には誠が無いぞよ。
- 明治三十二年舊二月三日 此の金明靈學は世の審判を致す所であるから、
- 明治三十二年舊四月二十二日 足立殿に任して置いては、中々金神は表には成らんから、
- 明治三十二年舊六月三日 永らくの經綸いたした事の初發であるぞよ。
- 明治三十二年舊六月十日 直の御世繼は末子のお澄殿であるぞよ。
- 明治三十二年舊六月十八日 四方平藏どの、大望な御世話をいて下されて、誠に結構であるぞよ
- 明治三十二年舊六月二十日 今度御役に立てるのは、水晶魂の選り抜き斗り神が憑りて參るぞよ。
- 明治三十二年舊六月二十三日 永らくの間エライ目をさしたが、金神表になりたから、是から福島寅之助どの、久どのと御用に使ふぞよ
- 明治三十二年舊七月九日 上田殿は御苦勞であれども、金明界の初りであるから、
- 明治三十二年舊七月二十九日 上谷は結構であるぞよ。修行場はチト激敷なるぞよ。
- 明治三十二年舊十二月十七日 明治三十二年の十月の二十九日に、出口の守と申すやうに成りたのは
- 明治三十二年舊正月十五日 國武彦命を表へ出して下さりたのは上田どの
- 明治三十三年舊七月三十日 綾部の大本から女島を開いて行場にさすぞよ。
- 明治三十三年舊八月六日 今の人民は餘り近慾なから、思ふ事が間違うぞよ。
- 明治三十三年舊八月六日 今度沓島へ連れ參りたのは、萬古末代名の殘る御用でありたぞよ。
- 明治三十五年舊三月八日 三千世界の神界と現界との大立替であるから、世に出て御座坐す神樣を審査を致して見れば、
- 明治三十五年舊三月十一日 艮の金神表に現はれて、是からは善き事いたした人民と、惡しき事致した人民とを立分けて見せるから、
- 明治三十七年舊八月三日 艮金神國常立尊出直の手を借りて、何彼の事を日々筆先で知らして居れども、
- 明治四十年舊七月十一日 艮之金神國常立尊が現はれて守護致すには、元を造へた神代の活神は、沓島の山へ落ちて居りたぞよ
- 明治四十一年舊六月八日 艮之金神國常立尊變生男子の身魂が現はれて守護致さな成らん時節が參りたから、皆揃ふて、
- 明治四十一年舊十月十日 力量のある元の神は、皆世に零落て居りたから、皆揃ふて、さつぱり此世を立替を致すから、
- 明治四十一年舊十月十五日 今度二度目の世の立替は變生男子が天晴現はれて守護致さねば、從來は蔭からの守護でありたから、」
- 大正元年舊七月四日 是から表面にあらはれて、世界へ神力を見せてやるぞよ。
- 大正四年舊六月十一日 大國常立尊變生男子の身魂が、全部表へ顯れて、身魂の因縁を顯はせて
- 大正五年舊十一月八日 大本の神の敎の通りの、
- 大正五年舊十二月三日 天の根本の先祖の大神樣は、天と地との親樣であるから、
- 大正六年舊三月十二日 ミロク樣が天の御先祖であるぞよ。
- 大正七年舊正月二十三日 艮之金神國常立尊が、變性男子の身魂の出口直の手を籍り口を籍りて、
奥付
出口なおが艮の金神に憑かれて書いた文を出口王仁三郎などが解読してまとめたとされる。膨大な量書かれたうちの一部だといわれ、大部分は度重なる弾圧で散逸したという。つづいて出版された『大本神諭 火之巻』(大正9,1920)は不敬罪で発禁となった。
大正9年(1920)第六版の国会図書館所蔵本の画像を加工して復刻
国会図書館デジタルコレクション
扉
目次
第一輯
- 明治二十五年舊正月‥‥日 三ぜん世界一度に開く梅の花
- 明治二十六年‥‥月‥‥日 お照しは一體
- 明治二十七年舊正月三日 何鹿郡綾部本宮坪の内の出口直の屋敷は、
- 明治二十九年舊十二月二日 昔の初りと申すものは
- 明治三十一年舊五月五日 今の世界の人民は、服裝ばかりを立派に飾りて、
- 明治三十二年‥‥月‥‥日 今迄は世の本の神を、北の隅へ押籠めておいて、
- 明治三十二年舊七月一日 龍門の寶を艮の金神が御預り申すぞよ。
- 明治三十四年舊三月七日 元伊勢のうぶだらひと、産釜の水晶の御水は、
- 明治三十四年舊六月三日 斯世の行く末の解るのは、綾部の大本の龍門館でないと、
- 明治三十五年舊七月十一日 今度の二度目の世の立替と申すのは、天の岩戸を閉る役と
- 明治三十六年舊正月三日 今度お役に立てるのは、水晶魂の選り拔きばかり、
- 明治三十六年舊七月十三日 露國から始まりて、大戰爭が在ると申してあるが、
- 明治三十七年舊正月十日 艮の金神j稚日女妓美命が、出口の守と現れて
- 明治三十七年舊七月十二日 今の大本の役員信者は、今度の戰爭で世が根本から立替るやうに信じて、
- 明治三十七年舊八月十日 天も地も世界中一つに丸め、
- 明治三十八年舊四月十六日 艮金神國常立尊出口の守と現れて、
- 大正元年舊八月十九日 大國常立尊が天晴表面になリエ守護にかゝると、
- 大正三年舊七月十一日 大國常立尊が表に現はれて日の出の守護となるから、
- 大正四年 舊十一月二十六日 大國常立尊が三千世界の、上中下と三段に分けてある靈魂を、
- 大正四年 舊十二月二日 大國常立尊變姓男子の靈魂が出口の神と現はれて
- 大正五年舊十一月八日 あまり此世に大きな運否があるから、
- 大正六年舊二月九日 日本の國に、世の根本の大昔から天地の先祖の神が仕組みが致してあるので、
- 大正七年舊正月十二日 今迄の世は惡神の覇張る世で、何事も好き寸法、利己主義の行り方で、
第貳輯
- 明治二十五年舊五月五日 水晶魂を選り抜いて靈魂の調査致すぞよ。
- 明治二十六年舊七月十二日 明治の人民は、昔の劔より今の菜刀と申して
- 明治三十一年舊八月二十七日 直よ、モウ時節が參りたから、神の仕組の致してある事が
- 明治三十一年舊九月三十日 艮の金神が表へ現はれたなれば、何事も物は速いぞよ。
- 明治三十一年舊十一月五日 艮の金神の御用聞かせるのは、老人でも行かず
- 明治三十一年舊十二月二十六日 出口直に明治廿五年に申してある事此の大望な經綸の致して在ることを、
- 明治三十二年舊正月十八日 色々と致して氣を引きて見たれども、金光の取次には誠が無いぞよ。
- 明治三十二年舊二月三日 此の金明靈學は世の審判を致す所であるから、
- 明治三十二年舊四月二十二日 足立殿に任して置いては、中々金神は表には成らんから、
- 明治三十二年舊六月三日 永らくの經綸いたした事の初發であるぞよ。
- 明治三十二年舊六月十日 直の御世繼は末子のお澄殿であるぞよ。
- 明治三十二年舊六月十八日 四方平藏どの、大望な御世話をいて下されて、誠に結構であるぞよ
- 明治三十二年舊六月二十日 今度御役に立てるのは、水晶魂の選り抜き斗り神が憑りて參るぞよ。
- 明治三十二年舊六月二十三日 永らくの間エライ目をさしたが、金神表になりたから、是から福島寅之助どの、久どのと御用に使ふぞよ
- 明治三十二年舊七月九日 上田殿は御苦勞であれども、金明界の初りであるから、
- 明治三十二年舊七月二十九日 上谷は結構であるぞよ。修行場はチト激敷なるぞよ。
- 明治三十二年舊十二月十七日 明治三十二年の十月の二十九日に、出口の守と申すやうに成りたのは
- 明治三十二年舊正月十五日 國武彦命を表へ出して下さりたのは上田どの
- 明治三十三年舊七月三十日 綾部の大本から女島を開いて行場にさすぞよ。
- 明治三十三年舊八月六日 今の人民は餘り近慾なから、思ふ事が間違うぞよ。
- 明治三十三年舊八月六日 今度沓島へ連れ參りたのは、萬古末代名の殘る御用でありたぞよ。
- 明治三十五年舊三月八日 三千世界の神界と現界との大立替であるから、世に出て御座坐す神樣を審査を致して見れば、
- 明治三十五年舊三月十一日 艮の金神表に現はれて、是からは善き事いたした人民と、惡しき事致した人民とを立分けて見せるから、
- 明治三十七年舊八月三日 艮金神國常立尊出直の手を借りて、何彼の事を日々筆先で知らして居れども、
- 明治四十年舊七月十一日 艮之金神國常立尊が現はれて守護致すには、元を造へた神代の活神は、沓島の山へ落ちて居りたぞよ
- 明治四十一年舊六月八日 艮之金神國常立尊變生男子の身魂が現はれて守護致さな成らん時節が參りたから、皆揃ふて、
- 明治四十一年舊十月十日 力量のある元の神は、皆世に零落て居りたから、皆揃ふて、さつぱり此世を立替を致すから、
- 明治四十一年舊十月十五日 今度二度目の世の立替は變生男子が天晴現はれて守護致さねば、從來は蔭からの守護でありたから、」
- 大正元年舊七月四日 是から表面にあらはれて、世界へ神力を見せてやるぞよ。
- 大正四年舊六月十一日 大國常立尊變生男子の身魂が、全部表へ顯れて、身魂の因縁を顯はせて
- 大正五年舊十一月八日 大本の神の敎の通りの、
- 大正五年舊十二月三日 天の根本の先祖の大神樣は、天と地との親樣であるから、
- 大正六年舊三月十二日 ミロク樣が天の御先祖であるぞよ。
- 大正七年舊正月二十三日 艮之金神國常立尊が、變性男子の身魂の出口直の手を籍り口を籍りて、
奥付