オジ(い)さんは怒っているぞ
2011年6月総務省が発表した2010年国勢調査速報によると、65歳以上の高齢者人口が23・1%で世界最高を更新する一方、15歳未満の子供人口比率も13・2%を示して、これは世界最低を記録したという。
75歳以上が人口の11%、 65歳を超える人々では23・1%つまり国民の5人に一人が高齢者(2011年の敬老の日の総務省発表によると80歳以上800万人)、急速に進む日本特有の大問題である。老人医療・社会参加・年金問題など問題山積だが、その真っ只中に生きてゆかねばならぬ人々はどう考えているのだろうか。
人口の上から10%とすれば75歳となるし、人数的には2010年換算で約3000万人が該当する。筆者も立派な其の一人。酷税・病気・姥(爺)捨て・社会参加圏外・孤独死への恐怖・自殺願望など毎日が不安と苦悩とすこしばかりの休息のつながりである。
そういった悩みを吹き飛ばす意味でも最近の川柳が面白い。
「定年後寄ってくるのはルンバだけ」
「マイホーム居場所無くなりル-ムレス」
女性陣にとっても世間は厳しい。
「お義母様特技は嫌味趣味小言」
「茶髪だめ言うなあんたも白髪染め」
さて現実に戻って、高齢者の定義は色々あるが、いささか建前論的になるが、高齢化社会は本来大変良い社会である。国民が健康で医療技術も進歩し、殆どの人が老いをまっとうできることは正に人類の夢の実現に違いない。
何しろ定年後は平均でも20年と長い。生まれてから成年に達するまでの年月に匹敵する超長期だ。この時間を何に費やすか。海外ではどうか。最近のニュースからアメリカとドイツの例を引くとアメリカではリタイアメントコミュニティーの実情、ドイツでは年金生活者の就業についての記事が目に留まった。アメリカの例では平均年齢72・4歳、若者は入れない。基本的には自主運営・自立と自律がルール。これが生き甲斐。終の住処を大事にしている。3800ヘクタールに3万8000人が住む。ドイツの年金生活者は大体1500万人。内5%の人が仕事を持っている。1/3は生活費のためだが残りの2/3は社会に必要とされたいとの生き甲斐を追及しているという。
そういった風潮の中で日日の思いを綴ってみた。
OJIISANHA OKOTTEIRUZO (Japanese Edition)
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