・147日目20:30
ゆりさんと海沿いの公園の駐車場で待ち合わせた。ゆりさんの車を見つけた瞬間ドキドキが止まらなくなった。一体どんな話があるんだろう。まず謝った方がいいのかな。ゆりさんは俺の車を見つけると、すぐに駆け寄って来てくれた。
「ごめんね、仕事終わりなのに来てもらって」
先に話しかけてくれたのはゆりさんの方だった。
「ううん、俺こそごめんね」
と言って、二人で海沿いを散歩した。ゆりさんも仕事の帰りだったのだろう。いつものかわいらしく華やかな服装ではなく、シックな紺のスーツだった。そして、いつもは下ろしている髪が今日は後ろでまとめてバレッタで留めてあった。一気に大人の女になったようですごく綺麗だ。ゆりさん、平日はいつもこんなカッコイイ感じなんだな。俺が会うのはいつも休日だったから、ゆりさんの新しい一面を垣間見れたようで嬉しかった。
~中略~
しばらく歩いていると、信号が赤になった。その瞬間、思い切って何も言わずにれいなと手をつないでみた。れいなは明らかにビクってした。俺もめちゃめちゃ緊張した。れいなは最初は何も言わずに手をつながれていた。俺は俺で、何て言っていいか分からずに手をつないでいた。信号が変わったので、そのまま俺たちは歩きだした。ふたりともしばらく無言だった。そして、れいながいきなり立ち留まった。
onakinnwosurutogutaitekinidoumoterunokasann: onakinhyakuhatizyuuninitinokirokutosonokyouitekinairyoku (Japanese Edition)
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