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    One of the characters by writing a postcard 102 patted her cancer (22nd CENTURY ART) (Japanese Edition)

    Por Shisenou matsuhashi

    Sobre

    はじめに

     題名の「一字はがき」は小説や随筆ではなく、玄光の日常から得られた諧詩(情理を説いた五・七・五の詩)にそれぞれの出所を注記して一枚のはがきにまとめた256枚(平成26年12月から27年7月までの8ヶ月分を時系列に綴った)から102枚を厳撰した詩撰集が基本であり、その中でも玄光の身に係わる事柄(ことがら)を30頁内にまとめた記事綴であります。
     玄光の日常から得られた諧詩とは、そのほとんどがテレビから得られた情報を基にしており、玄光も諧詩を説明して、
    「諧詩なら 情理を綴る テレビ画像」
    と説いているくらいですから、諧詩の情報源をテレビに頼っているのです。
     そのテレビ番組の拠り所は「ニュース」「ドラマ」「映画」「情報解説」「スポーツ」に集中しているのであります。
     この本の編者「詩占翁」は気分が60代のコレクター玄光とは違い、実年令83才の現実に立脚して、情に流されず、空論に走らないよう取りまとめた次第です。詩占翁の名刺の裏には「⑤趣味、諧詩、⑦特技は一字 ⑤はがき書き」と書いてある通り、頭の中は諧詩作りで一杯なのであります。良く出来た諧詩は、色紙に筆で後世に遺せる書にして楽しんでいる日々なのです。

     平成27年7月 松橋 詩占翁(文芸書道師範)

    本書の読み進め方
     
     本書では、わたしが日常の中で得た情報(テレビなど)から、ふと考えたことを五・七・五の諧詩として詠んでいます。
     各作品とも、一ページ目にその諧詩とそれを詠んだ背景や情報源の説明をしております。次のページでは、「一字はがき」として諧詩と出所(でどころ)は小筆で書き、代表漢字は大きく中筆で書いています。
    その二ページ毎一対の作品として読み進めてください。
     また、「一字はがき」という玄光の提案を、楽しんで頂ければ幸いです。

    著者について

    松橋 詩占翁(まつはし しせんおう)
    本名:松橋健司(ジャンルにより称号を変えています)
    昭和7年1月2日、北海道小樽市生まれ。
    小樽市立量徳小学校、北海道庁立小樽中学校、北海道立小樽潮陵高等学校(男女共学1期生)、国立小樽商科大学昭和30年卒後、合同酒精株式会社に定年まで勤務。会社在勤中出向で私立立教大学院応用社会学修士。
    (称号:玄光)
    柔道六段(第7回、8回、9回国体に北海道学生の部で3回連続出場)
    囲碁六段(得意技:戦略囲碁による一石碁)
    諧詩と一字はがきを考案し、現在普及活動に精力的に取組む。また色紙書きも発案し拡販を始める。
    (称号:巨山)
    書道師範(飯塚書店より左記書籍出版)
    『俳句の書き方―俳書マニュアル』
    『短歌の書き方―短歌書法マニュアル』
    『川柳の書き方―川柳書法マニュアル』
    (称号:詩占翁)
    文芸書道師範(東京書道教育会認許)
    2014年10月『一字はがき百撰』(文芸社)出版。
    2015年4月『五・七・五の一字はがき百撰〈色紙篇〉』出版。
    本書は3冊目となる。
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