patisuro nigouki no kaisetusyo zenpen patisuro kaisetusyo (Japanese Edition)

パチスロが1号機から2号機へと移行する際、規定にいくつかの変更が加えられた。
本書について
機能的にはクレジットと四秒ウェイトの採用となる。クレジット機能はプレイに快適さを与えてくれたが、四秒ウェイト機能は投資を抑制する目的で搭載が義務化されたもので、プレイを障害するものであるとする向きも多かったようだ。

ゲーム性としては、吸い込み方式の禁止が最も大きな変更であろう。一部ファンのみ知り得ることのできる情報は、格差を生む可能性がある。それを抑制し、平等性を高めるための措置であった。吸い込み方式同様に、確率抽選方式の一部の機種で採用されていた一定ゲーム数消化または一定枚数を吸い込ませることでボーナスが強制的に成立する天井機能も禁止されるに至った。

これにより、仕組まれた荒波を堪能できなくなったが、新たに許可された機能もあった。それが小役とシングルボーナス、それぞれの集中役である。

小役の集中役であるフルーツは定められたゲーム数の間、小役の出現率がアップする。その性質から獲得枚数はある程度決まっているが、通常のボーナス抽選は変わらず行われている。そのため、出玉面だけではなく、ボーナス間の繋ぎ役としての一面も備えていた。

一方でシングルボーナスの集中役は、ボーナスやパンク抽選などの終了契機こそ設けられているものの、それらに遭遇するまでは延々と出玉が増え続けていく。つまり、一撃で大量の出玉を獲得できる夢のある仕様であった。

ボーナス一辺倒であった1号機に対し、ゲーム性の幅が大きく広がった2号機。本書ではそんな機種群について解説します。

（収録機種：アニマル、クレイジーバブルス、サファリラリー、ロックンロール、バニーガール、スーパーバニーガール、ガリバー、ガリバースペシャル、デートラインZ-1、デートライン銀河、アペックス301EX、キューティーフルーツS、チャレンジマンAZ、ベンハー、ゴールドベンハー、ガルーダ、リスキーダック）