「そろそろ起きたらどうだい?」
神崎が顔をあげると、テディベアがそう言った。
いまが何月何日で、何時なのか。閉めっぱなしのカーテンからもれる光や、床にころがる壊れた時計は教えてくれない。
「すまないが。ちょっと起こしてくれないかな」
鈍った頭で部屋を見回す彼に、床にころがっていたテディベアが、そう言うとその短い腕をクイッとあげて振ってみせた。
「なぁ、…革命児くん?」
その呼び名。その口調。もこもととした毛におおわれたテディベアのくちから聴こえてくるその声は。
RobottoHakaseToKareNoBaai (Japanese Edition)
Sobre
Baixar eBook Link atualizado em 2017Talvez você seja redirecionado para outro site