Ronbun Shippitsu yo rinikanatta nihongo no kakikata daigakusei insei hitsudoku (Japanese Edition)

理にかなった日本語の書き方。ルールから始まるのではなく、自力で自分の作文力の弱点を発見し、自分なりのルールを脳内にデータバンクとして構築する。まず、一度、作文をし、一読する。その際に、え？どういうこと？と目が止まったところに線を引くことから始める実践的、日本語作文作成法。著者はシカゴ大学大学院で社会学博士号を取得。シカゴ大学在学中に、英語ライティングクラスを受講し、シンプルで理にかなった作文法を学ぶ。現在、ワシントンDC在住、コンサルタント会社勤務。

1. はじめに
本書の目的
自己紹介
2. 掟（おきて） 目の玉 にさからわずに書く
掟とは
私の例
構造が複雑すぎの文の例
よく考えよう
3. 悪文とは何か
4. 自分文法の構築（１） 「動作主」と「行為」
動作主と行為がはっきり分かる文章を書く。
同じパラグラフの中では、できるだけ同一の動作主を使って文章を始める。
名詞に頼らない
5. 自分文法の構築（２）自分の頭のなかに、データバンクをつくる。
自分の頭の中にデータバンクを
練習の例
6. 私の解決方法（１）
新情報 旧情報を整理する。
構造をほぐしてやる
名詞がつながりすぎ構造
突然すぎる
ネスティングの問題
「、、、ということ」という表現の多用（くどい）
文の中に色々ごちゃごちゃありすぎて困る場合
7. 私の解決方法（２）
句読点の打ち方で解決する場合
段落を変えると意味がとりやすい場合
括弧で説明を加える
メタコメントで読者をガイド
確実に読者に伝わらないことが分かっているとき
漢字、カタカナ、アルファベットを効果的に使う
バランスをとる
接続する言葉
大胆な語順の倒置
8. 終わりに