かつてヨーロッパの火薬庫と呼ばれたバルカン半島のドナウ河口を近くを挟む二つの国を旅することにした。きっかけはフレスコ画で飾られたブコヴィナ地方の修道院やブルガリアのリラ僧院などを観てみたいと思った。いろいろ資料を調べると古代より様々な民族が行き交った歴史のある地域が点在していて、その栄枯盛衰がどれほどうかがえるか?
ルーマニアではチャウシェスクが権力を発揮して造った国民の館などブカレスト中心街を見学。ワラキア平野を北へ、カラパチアン山地のリゾート地・シナイアで僧院とペレシュ城を見学。次はトランシルバニアの古都ブラショフに宿泊、ドラキュラ伝説のブラン城も訪問。少し西方の商業都市シビウで市場由来の広場を囲む様々な教会を巡る。ビエルタン要塞教会を経て12世紀の城塞都市シギショアラへ、共に世界遺産になっている。お終いはトランシルバニアの丘を越えて東のブコヴィナ地方で念願の修道院を巡回した。
ドナウを渡ってブルガリアへ。先ず古都ヴェルコタルノボに泊まり、オスマントルコに破壊された宮殿跡を散策。バルカン山脈を越え、東端の黒海に臨むブルガスに向かい、紀元5世紀に始まるネセバルを観光する。西へ引き返しカザンラクへ。古代ギリシャ時代のトラキア人墳墓遺跡の見学、二連泊してバラ祭りを楽しんだ。後はソフィアに向かい、リラ僧院と首都の要所を巡った。
Ru-mania Burugaria no Tabi (Japanese Edition)
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