はじめに
この本は、「今の自分の仕事に悩んでいる人」、そして「留学をしたいけれど、迷っている人」、そんな人たちに、もしかしたら、何かの役に立てるのではないかなぁと思い書き始めた。
「悩みがあるのは、暇だからでしょ」「悩む時間があったら行動しなさい」と「ミセス」が言っていた。「ミセス」とは、私がOL時代のうちの2年間、アフター5と週末に、ほぼ毎日通った英語学校の校長先生のことだ。
その言葉を聞いた時は、意味がわからなかったけれど、留学を経験した今は、その意味がよくわかる。今の私は、本当に悩む時間が無いくらい、忙しい日々を送っているが、好きなことができる毎日は、とても充実している。
「何をやっていいかわからない」という人には、ぜひ、やりたいことを見つけ出すまで考え抜いて欲しいと思う。なぜなら、それを見つけるとその後の人生が楽しいからだ。それを見つける方法は、本文に書いたのでぜひ読んで欲しい。
私は、社会人になってから、「留学する」と決めるまでの時間は長かったけれど、「留学する」と決めたら色々なことがどんどん動き始めた。悩みは増えるどころか、次々に解決した。小さな一歩でも、その積み重ねが大きな行動への導線となるのだ。
【目次】
はじめに
第1章 留学前
1−1 本当にやりたいことは、諦めてみればわかる
1−2 ドキドキが始まる
1−3 留学の決断に拍車をかけた英語学校
1−4 留学準備は自分で
第2章 留学中
2−1 ロンドンで1ヶ月とエディンバラ1ヶ月
2−2 ニューヨークでの寮生活
2−3 タイムズスクエアでキャッシュカード紛失
2−4 ニューヨークでの初雪
2−5 大学の図書館とライティング・センター
2−6 On Campus Job
2−7 ケンタッキー州へ
2−8 仕事でワシントンD.C.へ
2−9 シルビアのこと
2−10 国連付属インターナショナルスクールで
2−11 『日経ウーマン』に掲載される
2−12 ホストマザーのようなルームメイト
2−13 ルームメイトの逆鱗に触れた日
2−14 ブロードウェイミュージカルは5ドルから10ドルで
2−15 2度目の引っ越しは地下鉄で
第3章 卒業
3−1 帰りの飛行機代が無い
3−2 卒業式
3−3 卒業後と英語教育
おわりに
【著者プロフィール】
夏海夢歩(なつみゆめほ)
東京生まれ。総合商社勤務後、渡米。ニューヨーク大学大学院修士課程修了。帰国後は外資系企業、日系企業に勤務。後に、非常勤講師から始めて、英語科教員となり、現在に至る。
sanjyuuyon sai no jinsei wo kaeta mukoumizu ryuugaku: Michi he no Chosen (Japanese Edition)
Sobre
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