SanzenenIkaDeAmamoriWoKonchi: Oshiete TohkosanNoIeCare SansedaiDeNayandaGokiburiToNezumiSanjuyonhiki Plus LastBossMoShuunenDeKonzetsu (Japanese Edition)

自然災害の多いニッポン、台風や嵐によって猛烈な勢いでいつもとは違う風向きで雨水が吹き込んで来るたびに雨もりなんかの家ケアをいちいち業者に頼んでいたらべらぼうに金がかかる（ちょうど今日入ってきたチラシには雨もり対策と外壁、トタン屋根の塗装の三点セットで７９万円とあった（平成２７年９月１９日現在））！それに、本書であつかう雨もりは原因がなかなか複雑で、昨日今日あなたの家を調査にやって来た職人でもなかなか根本原因を特定することが難しいのが現状なのだ。

だったら、家に住む本人のほうが事態をつぶさに観察する機会に恵まれている。ただし、「冷静」ならば。そう、雨もりというのはやっと手に入れたマイホームの住人にとってはかなりのショックなので、結局は業者や職人に丸投げしてしまう。「冷静」に原因さえ正確に特定できればほんの瓦のかけらや壁と屋根の隙間を修理すればいいところを、「焦って頭に血がのぼって」瓦全部を張り替えるとなるとざっと見積もって100坪ならば最低100万円はかかるという大がかりなものになってしまう。しかも、根本原因を特定しないまま。そう、たとえ外面（そとづら）だけキレイに室内の天井をリフォームして張り替えたとしても、根本原因「臭い物」にはフタをしたままなのだ。当然の結果として将来また同じところから雨もりが発生して、ある嵐の夜にお子さんやお孫さんがあなたと同じことで悩まされ、眠れぬ夜を過ごすことになるだろう。

だったら、手を動かし頭を使い、職人からは独立して自分の足で立ち上がれ！しかもお代は知恵と根性と精神力を使った分、3,000円以下―これは本書で説明が展開するにつれて「代わりにこうしてみてもよい」と提案するオプション施工に伴う特別な工具（ネジザウルス®など）等を除く必要最低限の建築資材のみ（けれど雨もりの根治には充分）の値段で、女性でも大抵は持っている簡単な工具等はあらかじめあるとしての概算―ときてるんだから、試さない手はない。

ほかには三世代悩まされたゴキブリとネズミ３４匹＋ラスボス（親分）のペスト根絶退治、バリバリの男の大工仕事を紹介するいっぽうでお年寄りの一人暮らしにも役立つ詐欺・防犯対策の情報や主婦目線の細かい収納術も満載。頼りになる東子（とうこ）さんの家ケアを余すところなく伝授。雨もりをふくむ家のお悩みの原因特定の方法と、その適格で格安な対処法をお楽しみあれ！

【目次】
1. 火事寸前の焼け焦げた古いコンセントを二ツ口から三ツ口にする便利生活
2. 3,000円以下で雨もりを根治～雨もりにおびえない生活
天井からの雨もりの場合
まずは天井にできた雨じみの原因特定
もう一つの雨もりの例―壁に広がってゆく雨じみの場合
3. ペスト対策
ネズミ退治
ゴキブリ退治
4. 防犯のセンサーライト
5. 東子さんの生活の知恵ほか