SHIAWASENA SEKKUSUNI TADORITSUKUTAMENI DAIIKKAN (Japanese Edition)

あなたは今パートナーとのセックスに心から満足していますか？

今まで経験してきたセックスに満足していましたか？

仮に一時的な満足、快感を得られたとしても、その後に何らかの虚無感や空しさを感じたことはありませんか？

男性と女性のセックスに対する考え方、感じ方、のぞみ方の違いに驚いた、悩まされたことはありますか？

相手に「もっとこうあって欲しい」と感じながらも、それが実際には改善されないジレンマに、心を痛めたことはありませんか？

この本はセックスに関して、このような問題を感じたことのある、全ての人のために書かれました。と言っても、この本は巷にあふれているハウツー本、マニュアル本とはちょっと違います。

こうしたハウツー本、マニュアル本には素晴らしいものが沢山あります。しかし本当にそこまで辿り着く人は、実はそれ程多くありません。（特に男性はそうかもしれません。）どんなに素晴らしいテクニックがあろうと、セックスに関する限りはカップル両方がその方向に向かわないと、そのテクニックを生かす事はできません。

一番大きな問題は、我々現代文明に生きる人間達が「セックス」というものに自ら抱え込んでしまった、歪んだ観念にあります。特にこの日本という国ではセックスに関する様々なことが非常に特殊な形で、言わばマインドコントロールのように青少年に押し付けられている感があります。日本という国のセックス事情、日本人が（特に男性が）受けているマインドコントロールは大変に特殊で根深いものがあります。このことに気づいて、根本的に解決しない限り、日本の性文化は変わらないと思います。

この本は、筆者が留学時代に出会った、あるアフリカ人の青年とのセックスを巡る対話がきっかけになって作られました。当時、彼が語ってくれたことは、にわかには理解できないような内容も沢山あったのですが、後年スローセックスやタントラなどの様々な理論に行き当たってから「彼が言っていたことはこれだったのか！」というような驚きが沢山ありました。

全部で三巻になる予定です。

第一巻目次

序章
第一章　ドイツで見た日本のポルノ映画
第二章　アフリカ人S君との出逢い
第三章　オナニーとは？
第四章　セックスの教育
第五章　文明の在り方とセックスの在り方
第六章　射精よりも気持ちいいこと
第七章　男性のオルガスムとは？
第八章　身体やセックスに対する観念、思い込み、偏見
第九章　自分の観念から自由になる
最後に