shinyakunusumaretategami (Japanese Edition)

Edgar Allan Poe(エドガー・アラン・ポー)の『盗まれた手紙』の新訳です。

エドガー・アラン・ポーは、19世紀のアメリカの人物で、現代の探偵小説のヘラルド(先駆者)となった。例えば、作家名がポーにちなむ江戸川乱歩、コナン・ドイルやそこから名前をとった名探偵コナン、ドイルの影響を受けたアガサ・クリスティーなど、現代のほぼすべてのミステリーの源流が、ポーにあると言われている。
盗まれた手紙は、1844年に発表され、探偵デュパンの出てくる三番目の作品。

――物語のはじまり――
18XX年のパリ。デュパンと私が部屋にいたところ、パリの警視総監である『G』が私たちの部屋を訪問する。Gは私たちの耳に入れたいある『奇妙な事件』があるという・・・。