shisutemukansagijyutsusyasiken gogoichitaisaku kikaitekinigoukakkutenwotoruhouhou (Japanese Edition)

午後Ⅰの問題は、午前問題より簡単です。
午後Ⅰは記述式のため難しそうに感じますが、そのようなことはありません。なぜなら、解答のヒントが問題文に散りばめられており、それを集めるだけで解答になるからです。知識を問われる午前問題よりも簡単です。
つまり、「考えるのではなく探す」という単なる作業が解答方法であり、コツを覚えればとても簡単です。

システム監査技術者試験は、他の試験に比べても簡単です。
なぜなら、技術進歩をあまり関係ないからです。試験で問われるのは、「不正やエラーを制御するにはどのすればよいか。」、「そのエラー制御が運用されていることをどのように確認すればよいか。」等です。その内容はネットワーク技術や開発手法がいくら進化しても影響がありません。また、計算や最新IT用語が求められることもありません。

つまり、システム監査技術者試験の午後Ⅰは極めて簡単な試験科目と言えます。なぜなら、「ありがちな解答を、考えるのではなく、問題文から探す。」という作業だけで得点できるからです。
その作業には少しコツと慣れが必要です。しかし、本書では過去問を使って具体的に説明しますので、本書を読むのに１時間、他の過去問でその作業を試すのに数時間かけて頂けば、十分に理解でき、機械的に得点できるようになるでしょう。

本書が、みなさんの合格に役立てば幸いです。