Shobai UraOmote Zokuhen (Japanese Edition)

大阪朝日新聞大正末の人気連載『商売うらおもて』単行本続編！
あらゆる商売の表と裏をのぞく。大正末の大阪の世相が手にとるようにわかる。
大正15年(1926)刊の国会図書館所蔵本を画像のまま復刻
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扉
はしがき
目次
一 猫犬大明神の三味線屋
二 關税でゴマかす運動具屋
三 簡單に出來るガツト製造
四 釣道樂を釣る商賣
五 惠まれた日本の靴屋
六 秘密で固めた電球
七 眞物を欺く模造寳石
八 意外にウマい複寫紙
九 一家團樂の團扇製造
一〇 百三十万圓の輸出扇
一一 叩き放題の古本屋
一二 蚊取線香と蚤取粉
一三 日本獨特の商品『算盤』
一四 兎がタネの毛皮屋
一五 うしがギウになるまで
一六　土佐節に使ふ原料の鰹
一七 百二十萬樽の澤庵漬
一八 裏から見た聯合福引
一九 ボロイ哉食用蛙
二〇 三坪養鶏年収千圓の秘訣
二一 素敵に儲かる小鳥屋
二二 ボロく儲かる蛇の黒燒
二三 資本家の多いお相撲さん
二四 三種の大根から成る旅役者
二五 口千兩の寄席藝人
二六 屑籠指揮の政談演説屋
二七 流行り出した貸衣裳屋
二八 宣傳とサービスの百貨店
二九 當世流行のビルディング
三〇 堂々たる棉花輸入商
三一 入學準備書と模擬試驗
三二　經濟眼から見たお醫者樣
三三 玉石混淆の齒醫者
三四 開業費三十圓の助産婦
三五 アヂな商賣執達吏
三六　偉大なる先生のお臺所
三七 樂で人間のよいタイピスト
三八 中性の水商賣やとな
三九 利用され出した派出婦
四〇 實も花もある列車ボーイ
四一 チツプ頼りの舩ボーイ
四二 浄瑠璃の三味線引
四三 ハタキで儲ける理髪師
四四 毛脛二本が資本の俥夫
四五 新商賣、街頭の靴磨き
四六 三圓は缺かさぬ人燒家業
四七 種々雜多な宿屋商賣
四八 食ひはぐれなしのめし屋
四九 轉業の自由なうどん屋
五〇 不景氣で流行る賣卜者
五一 猫の繩張を侵す人間
五二 親切氣のない建設請負
五三 壹圓を拾圓にする材木屋
五四 洋書取次のボロ儲け
五五 四苦八苦の平板印刷業
五六 人に羨まれる寫眞屋
五七 氣樂な商賣蓄音機屋
五八 綺麗で儲かる食料品店
五九 月夜に玉をぬく花火屋
六〇 活き死にの碁會所
六一 二重賣する松茸山
六二 垢で飯食ふ風呂屋
六三 女湯もじ歡迎の洗濯屋
六四 税關貨物取扱免許人
六五 苦情百出の京染悉皆屋
六六 儲からぬといふ剥製屋
六七 一月で儲ける名刺屋
六八 二重人格の朦朧會社
六九 銀行さんの一皮剥けば
七〇 法網を潜る不正金融業
七一 典型的な惡玉金融業
七二 極めて安全なる高利貸
七三 借家人泣かせの家主
七四 暴戻無惨な千三つ屋
七五 借金踏倒しのおジギ屋
七六 株式市場の仕事師
七七 資本要らずの私立探偵
七八 立ッてれば食へる談合取り
七九 思惑指示の相場通信
八〇 肩書が資本のプレミアム騒ぎ
八一 貴重品の密輸入團
八二 癈兵團の賣藥行商
八三 商賣人の手品の種明し
奥付