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    Short stories Rainy Days (Japanese Edition)

    Por Yuzuru Soejima

    Sobre

    雨なんか嫌いだ。
    どこか切なくて、だけどどこか愛おしい。本当は憂鬱な雨の日も実はそんなに悪くないんじゃないだろうか。

    「雨」を題材に書かれた10の掌編小説集。
    小説投稿サイトに投稿した作品に、書き下ろし作品を加えて第二回文学フリマ大阪で発行されたものです。400字強から、4000字弱までの短い話なので、すぐに読み終わると思います。



    目次と内容紹介
    「雨」……雨の日は足どりが重い。歩くたびに足元からたぷんたぷんと音がする。雨の日は僕を使って降水量の観測をする。

    「傘」……雨が降ると僕たちの学校の玄関で待っている子がいた。誰も名前を知らない。傘をわすれた人に、貸してくれる不思議なあの子の話。

    「部屋」……雨の音を聞きながら布団にもぐるのが好きだ。好きな人とくっついてごろごろするのが好きだ、という話。

    「水」……僕の家は古くて、今にも崩れそうな感じで建っている。家を見た近所の人からは、お化け屋敷のようだと言われていて誰も近寄ろうとはしない。雨もりが酷く、家の中なのに、まるで雨が降っているようだ。

    「喧嘩」……姉ちゃんは朝から機嫌が悪い。原因はだいたい予想がついている。「どっか行けよ、うぜえな」姉弟喧嘩に嫌気が差して、雨の中、家出をする。

    「猫」……雨が降った日に限って鍵を持って出るのを忘れる。雨の中、野良猫と一緒に両親の帰りを待つ僕。

    「神様」……昔々あるところに小さな村がありました。その年、村には雨がほとんど降らず、日々の生活にも困る有り様でした。雨乞いの生贄として捧げられた少年が絞る知恵とは。

    「川」……この前の大雨の日、増水した川に一人の男の子が流されたニュースをあなたも知っているでしょう。おぼれることなく男の子を助けたのは、川に棲むあの生き物。

    「嵐」……ぽつぽつと降ってきた雨は、何分もしないうちに本降りになった。せっかく出かけた野外コンサートなのに、中断とか。本当にすぐにやむんだろうか。

    「深夜」……これは罰ゲームで、今やっていることはただの友達ごっこだ。だから、これでもうゲームはおしまい。行ったり行かなかったりの学校、幼なじみからのメッセージ、電話。声が聞きたくなったという言葉に安心する。
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