sigasyuu bokuhahitoriokuzyodesorawomiteita (Japanese Edition)
Sobre
清眞人の詩画集。テーマは、子供時代の記憶です。かつてドストエフスキーは言いました。「子供の時分の思い出からその人生に繰り入れられた神聖で貴重なものがなければ、人間は生きていくことすらできない」と。12個の記憶を拾い出し、それを絵にしたあと、詩を添えました。最後の「マルコ」はいまから10年ほど前ボローニャに「路上絵商売」にいって出会った野宿者マルコの記憶で、もう十分すぎるほど大人になってからの思い出ですが、その彼との出会いは僕を子供時代の聖なる記憶に連れ戻してくれたのでした。タイトルにもした「ひとり屋上で空を見ていた」記憶、「いつも寝転んでた縁側と庭」、「母に連れられていった人形劇」、「僕もした《禁じられた遊び》の墓づくりとそれを見守ってくれた母」、「自転車に乗る僕は騎兵だったという秘密」、「夏の太陽の下白熱するあの道の醸すセクシュアリティー」、「日傘をさして誰かを待つ女のエロティシズム」、「二つの世界を往復すること、それが僕の《世界》だという秘密」、「川は僕の冒険ガイドだったという秘密」、「妹と野原を二人だけで歩いた朝に鳴ったカーバイド砲」、「駄菓子屋でいつも買った大好きだった紙飛行機」、そんな12個の記憶が僕には聖なる記憶だということのおかしさ! 覗いてみてください!
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