sofukaranookurimono (Japanese Edition)

やたら女性にはモテる、藤波大輔という男が、新卒で入社した商社では、ダメ社員として評価を受けていた。
本人も自覚していて、今後の生き方について悩んでいる時、都内でエステティックサロンを経営する年上の美しい女性優子から声を掛けられ、その悩みを相談することになる。
すると、自分の会社で働かないかと優子にスカウトされてから、その大輔の人生が大きく変化を遂げて行く。
大輔が以前から持っていたと思われる、不思議な能力に目覚め、会社を辞める決意をする。
そして、その不思議な能力は、女性が抱えるダイエットという悩みを一気に解決するほどのパワーを要していた。
そして、優子の魅力に惹かれていき、関係を持ちつつも、今までのように女性を玩ぶように乗り換えていた、いい加減な毎日から一変し、優子の人間としての魅力にも影響を受け、仕事も期待通りの成果を上げていく。
一方の優子も、出会った瞬間から大輔の虜になっていた。
そして優子にとっても、大輔という男の存在が、自分の人生を大きく揺れ動かすほどの存在にまでなっている事に気が付く。
そして、大輔も優子も仲間から、秘密にしていた交際が発覚してもなお、愛され慕われ、二人を敬愛してくれた。
そして、大輔の力を無駄にしたく無いと、ダイエットサロンを経営させると、順風満帆に滑り出したのも束の間、優子が大事故に遭い、下半身不随と診断される。
そして大輔は、優子が幼い頃に亡くなってしまった父である、雄二が自分の前世と知り、この出会いが偶然では無く必然であったと知らされる。
大輔は持っている力の本当の意味を知ると、優子を助けるために自らの命を賭けるという選択を迫られる。
それは、優子にとって、大輔は祖父からの贈りものだった分かったが、大輔もその全てを理解し決断をする。
その決断とは・・・。