古来、有名な孫子を学び活用しようとしても、結局、一知半解に終始し、心ならずも消化不良を来たしてしまうのは、誰しもが経験されたことではないでしょうか?
たとえば「孫子は難解であり、何度読んでも疑念が生じてくる」「個々の金言名句には深く感銘を受けるものの、各篇とのつながりが不明確で、全体を通しての体系に一貫した理解が得られない」「軍事だけに止まらず、政治・経済・外交・思想・法令・教育など幅広く多岐に亘って包括する内容は、一体何を主張したいのか釈然としない」などであります。
実は、そのような孫子に関わる様々なご質問がこれまでに、孫子塾のサイト「孫子に学ぶ脳力開発と情勢判断の方法」に三百件余り寄せられております。そのような個別具体的なご質問に対し、とりわけその趣旨に即しての明快な答えを提示し、かつ肩の凝らない読み物として整理しまとめたものが、第六弾としての【孫子 一問一答】シリーズ 第六回です。
この【孫子 一問一答】シリーズは、孫子兵法独習用テキストとして御好評を頂いております【孫子正解】シリーズ(第一回~十回まで既刊)と表裏一体の関係にあり、言わばその入門篇的なものです。併せてお読み頂ければ幸甚です。
【孫子 一問一答】シリーズ 第六回 目次
◆「作戦」の章
一、自衛隊は明らかに違憲であるが、護憲派から違憲という批判が出ないのは納得できない。
二、幕末の兵学者・吉田松陰の生き様、死に様と孫子との関係について教えてください。
三、孫子の曰う詭道(戦いは騙し合い)の考え方は日常生活では使えませんが
○「用兵」の章
四、いわゆる実学重視か、徳育(道徳学)重視かの問題はどう考えたら良いのでしょうか。
五、政治家のいわゆる猿芝居的「土下座」行為と、将の五危・『愛民』との関係
六、正鵠を「射る」か、正鵠を「得る」か、どちらの使い方が正解なのでしょうか
■「善後」の章
七、孫子を真に理解するにはどこをどう直せばよいのでしょうか。
八、孫子を使って「うつ病」と戦うことはできるでしょうか。
九、孫子の曰う組織編成とはどういうことでしょうか。
◇「拙速」の章
十、先生の塾以外で、孫子を勉強する塾や講座などがあれば教えてください。
十一、一般に、よく孫子は最強だと聞きます。本当でしょうか。
十二、かつてのサムライがいわゆる文武両道に励んだ理由を教えてください。
●「貴勝」の章
十三、変化相撲により執念の「横綱初優勝」を果たした横綱鶴竜への賛否両論について。
十四、ものごとの判断に際し、何をどこまでどのように考えたら良いでしょうか。
十五、孫子の曰う『拙速』と一般に使われる意の「拙速」の典型例たる「戦争法案」との関係
sonshi ichimonitto sonnshiichimonnittoushiri-zu (Japanese Edition)
Sobre
Baixar eBook Link atualizado em 2017Talvez você seja redirecionado para outro site