古来、有名な孫子を学び活用しようとしても、結局、一知半解に終始し、心ならずも消化不良を来たしてしまうのは、誰しもが経験されたことではないでしょうか?
たとえば「孫子は難解であり、何度読んでも疑念が生じてくる」「個々の金言名句には深く感銘を受けるものの、各篇とのつながりが不明確で、全体を通しての体系に一貫した理解が得られない」「軍事だけに止まらず、政治・経済・外交・思想・法令・教育など幅広く多岐に亘って包括する内容は、一体何を主張したいのか釈然としない」などであります。
実は、そのような孫子に関わる様々なご質問がこれまでに、孫子塾のサイト「孫子に学ぶ脳力開発と情勢判断の方法」に三百件余り寄せられております。そのような個別具体的なご質問に対し、とりわけその趣旨に即しての明快な答えを提示し、かつ肩の凝らない読み物として整理しまとめたものが、第五弾としての【孫子 一問一答】シリーズ 第五回です。
この【孫子 一問一答】シリーズは、孫子兵法独習用テキストとして御好評を頂いております【孫子正解】シリーズ(第一回~九回まで既刊)と表裏一体の関係にあり、言わばその入門篇的なものです。併せてお読み頂ければ幸甚です。
【孫子 一問一答】シリーズ 第五回 目次
◆「存亡」の章
一、孫子は「先知の兵法」とも称されますが、「詭道」との関係を教えてください。
二、いわゆる「記憶力の良さ」は脳力開発において「害あって、益なし」とされています。なぜでしょうか。
三、孫子は、いわゆる集団的自衛権についてどのように論じているのでしょうか。
〇「制権」の章
四、孫子の理論体系(全体構造)と体系図について教えてください。
五、いわゆる「三十六計逃げるが勝ち」と孫子兵法とは関係があるのでしょうか。
六、健全なる懐疑的精神を発揮して、大局的見地から専門家を領導するのがリーダーの役割である。
■「詭道」の章
七、いわゆるマインドコントロールをいかに脱するか、その考え方を教えてください。
八、納得すればガラリと意見を変えることは、戦略的に見て正しい行動なのでしょうか。
九、いわゆる「鵜(う)の真似(まね)する烏(からす)」と、戦略・戦術との関係を教えてください。
◇「兵家」の章
十、「戦術なき戦略は空論」と「戦略なき戦術は無意味」の意味を教えてください。
十一、孫子の深い意味を理解するにはどうすれば良いのでしょうか。
十二、いわゆる「ヤル気」が無くなることを未然に防ぐ何か良い方法を教えてください。
●「廟算」の章
十三、戦争が繰り返され止むことが無いのはなぜでしょうか。
十四、先生は孫子をどこで、どのようにして勉強したのでしょうか。
十五、いわゆる将の五危(必死・必生・忿速・廉潔・愛民)についてお尋ねします。
sonshi ichimonitto sonnshiichimonnittoushiri-zu (Japanese Edition)
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